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単焦点レンズで撮った写真の美しさは、特別のものがあります。
ピントの合った画像の切れ味と、そこから自然に柔らかくとろけるようなボケ味。
ため息の出るような美しい描写に出会うと、「レンズで写真は変わる!」と言われる事がよく分かります。

そして、私のお気に入りはSP 45mm F/1.8 Di VC USD。
身近なものを撮るには35mmフルサイズのカメラでほぼ標準のレンズとして使いやすい画角です。
また、APS-Cのカメラに着ければ、ちょっと望遠世界を楽しむことも。
今回の仔猫ちゃん。ふわふわの毛の柔らかさとキラリと光る瞳のシャープさは、まさにこのレンズの魅力たっぷり。

そしてもう一つ、このレンズには大きなメリットがあります。
この画質を維持しながら単焦点レンズなのに手ブレ補正が付いているのです!
動き回る仔猫を光の少ない室内でしっかり撮るには被写体ブレと手ブレには要注意。
何から何まで気持ちよく撮れる、使うほどにワクワクさせられるレンズです。

 

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生後40日の仔猫ちゃん。まだちょっとだけヨチヨチとおぼつかない足取り。
仔猫の目線で撮影すると、廻りの柔らかな空気まで一緒に表現出来てしまいました。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/250秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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キリッと窓の外を見つめるシルバーちゃん。生後2ヶ月でこの貫禄です。
F/3.5と少しだけ絞ると瞳とお鼻のキリリとした感じがこんなにきれいに写って嬉しい!

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/320秒 WB:オート (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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大人の猫ちゃんだって美しく撮れます。
澄んだイエローの瞳、ピンと立った耳、白いひげがシャープに写って、うっとりです。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/320秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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ふんふん、お花を気にして、ちょこちょこ動くのに合わせて、私のカメラも動きます。
こういった時に手ブレ補正は嬉しい味方。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/320秒 WB:晴天 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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ふわっふわの毛とくりっとした瞳を正面から狙います。このモフモフ感がたまりません。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/320秒 WB:オート (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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最後はわらわら、カゴから出たり入ったりのワンシーン。目の前の猫じゃらしに皆集中です。
ピントの合ったブラウンちゃんから自然なボケが続いていく、優しい室内の心地よさが出ています。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/250秒 WB:晴天 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

Profile

その江フォトグラファー その江
新潟県出身。東京造形大学卒業後、荒木英仁に師事する。
2003年「Lightinguz」を設立し独立。独自の視点・感性で撮る広告写真等で活躍。
スイーツからポートレート、物撮りまでオールマイティな写真家として、カメラメーカーなどからの依頼も多数。
近年の写真セミナーでは、「ハートで撮ること」の大切さを改めて伝えている。
公益社団法人日本広告写真家協会正会員。

「フォトグラファーその江のブログ」 http://sonoe.jugem.jp/

 

■撮影協力:BACCHUS MAINE COONS:
www.bacchus-mainecoons.com

 

その江さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/f013.html

タムロン マクロレンズフォトコンテストの「ノンジャンルの部」で審査をご担当される、
写真家 岡本洋子氏が撮影されたマクロレンズによる作品をご覧下さい。

 

茜色に染まる

茜色に染まる

マクロレンズの大きな特徴は、何と言っても小さな被写体に近寄って大きく写せるという事でしょう。
ですからマクロレンズを持つとついつい小さな被写体ばかりをアップで狙う撮り方ばかりで終わってしまっている場合があります。それは何とも勿体無い話です。
90mmの焦点距離、それも単焦点のレンズ性能を活かした撮り方ができるのです。
このレンズはポートレート撮影にももってこいなのです。
単焦点ですから自分が動いて撮影距離は調整しないとなりませんが、クリアな描写とボケの美しさはピカイチです。
この写真は夕空を背景にストロボを焚いて人物が暗くならないよう撮ったものです。
フルサイズのカメラボディにつけて人物の全体、バストアッップを撮るには適度な距離間もあって、
被写体に威圧感を抱かせず自然体で撮ることができました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/3.5 シャッタースピード1/250秒 ISO100 -2.0EV補正 ストロボ強制発光

 

クリスタルシャワー

クリスタルシャワー

マクロレンズならではの、花の蕊(シベ)の先端に付いた水滴の写真です。
最短撮影距離まで目一杯近寄って、先端の水滴の中にピントを合わせたものです。
雨上がりのレンゲツツジに水滴の粒がたくさん付いていました。
落とさないよう細心の注意を払い、静かにピントを合わせました。
花の傍は三脚の立てづらい状況でしたので、三脚で自分の体を支え、
ピントをマニュアルフォーカスにして最短撮影距離で置きピンにして、
自分の体を前後に動かして水滴の中にピントの合う位置を探して何カットかシャッターを切りました。
このようなブレが発生しやすい状況でもSP 90mm (Model F017)は、
シフトブレにも対応する手ブレ補正機構が搭載されているので安心です。
目ではなかなか見えないミクロの世界を楽しませてくれるのがマクロレンズでしょう。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/8.0 シャッタースピード1/160秒 ISO400 -0.7EV補正

 

ゆらり浮かんで

ゆらり浮かんで

動物などの被写体に思うように近寄れない、
距離のあるところでは超望遠レンズの焦点距離の長いレンズが有利ですが、
中望遠の90㎜という焦点距離は軽くてカメラにつけて持ち歩くにも苦にならないので、
動物園や水族館でも使いやすいですね。
悠々と泳ぐウミガメを高い位置から狙って、カメと影がいい位置にくるようなシャッターチャンスを狙いました。
水槽の底の人工的な感じがなくなるよう、プラス1まで露出は明るめに補正して、
あたかも白い砂浜で泳いでいるように見えるように撮りました。
夏の明るい日差しとハイキーな表現が南の海で撮ったかのようなイメージで撮ることができました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/9.0 シャッタースピード1/100秒 ISO800 +1.0EV補正

 

水際の攻防

水際の攻防

海辺で遊ぶ学生さんたちに出会い、しばらく撮らせてもらうことに。
夕方近くになって太陽を背に逆光で波打ち際も輝き、人物はシルエットに。
撮影するには太陽の高輝度の反射光があって難しい光線状態です。
逆光で人物は黒くつぶれやすいのですが、
ベタっとした黒にはならずにわずかに洋服の模様も見えて立体感があります。
逆光のときに発生しがちな色のにじみもなく、階調の破たんのない、
クリアでヌケのいい心地よい逆光の写真が撮れました。
動きのある早い被写体にもピントが素早く合うので、瞬間の動きを狙う時にも安心して撮れました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/8.0 シャッタースピード1/1600秒 ISO100 -1.0EV補正

 

いつかの夢の中

いつかの夢の中

かわいい女の子がシャボン玉を無心に吹いています。
楽しそうなその一瞬の雰囲気を壊すことなく同じ目線になるようにしゃがんで近寄って撮りました。
マクロレンズなので被写体に近寄り過ぎてピントが合わないということは気にせずに
フレーミング重視で近寄って印象的になるように切り取りました。
女の子の帽子の部分にピントを合わせ、顔は柔らかくボケることを期待して、絞りはほぼ開放のF3.2で。
期待通り、表情は柔らかくボケて、背景のシャボン玉は光を反射して虹色の玉ボケになりました。
夢の世界で遊ぶ女の子、ファンタジーなイメージで撮れました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/3.2 シャッタースピード1/8000秒 ISO800 -1.0EV補正

 

花や風景の写真を撮ることが大好きな私が、
昨年、タムロンマクロレンズフォトコンテスト「ノンジャンルの部」で審査をさせていただき、とても楽しかったです。
自分自身も花を撮る時に、被写体に近寄れるマクロレンズを使うことは多いです。
花の形の面白さや花芯や花弁の造形など普通のレンズでは撮れないものが撮れるからです。

しかし、マクロレンズのいいところは寄って撮れるだけではなく、通常の焦点距離のレンズとしても使えることです。
2度おいしいではないですか!
思いっきり被写体に近寄って造形的に捉えた作品や、マクロならではのボケ味を生かしたファンタジーな作品。
単焦点レンズとして撮影された質の高い写真。撮影者のイメージで、ユニークで新しい作品を生み出してください。
マクロレンズは自由度の高いレンズです。きっと作者のイメージづくりの大きな武器になることでしょう。

ノンジャンル部門だけに様々な表現の作品が集まることを期待します。
面白い作品、楽しい作品、美しい作品、ファンタジーな作品…
今年もまた沢山の作品を拝見し、審査できることを楽しみにしています。

 

Profile

岡本洋子岡本洋子(おかもと・ようこ) 東邦大学生物科を卒業。12年間の会社勤務の後、日本写真芸術専門学校にて写真を学ぶ。卒業後は秋山庄太郎氏のアシスタントを務め、独立フリーへ。現在、花や植物、風景を主に撮影。各種撮影会や写真教室講師を務める。

女子美術大学非常勤講師
日本写真協会会員(PSJ)
日本自然科学写真協会会員(SSP)
フェイスブック https://www.facebook.com/yoko.okmoto.5

 

岡本洋子さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/f017.html

 

第13回タムロン マクロレンズフォトコンテストの詳細はこちら:
http://www.tamron.jp/special/contest/macrocon2016/

本年度も、タムロン マクロレンズフォトコンテスト「ネイチャーの部」の審査を担当させて頂くことになりました、
身近な足元の小さな自然をテーマに活動している、マクロの伝道師・石井孝親です。

「ネイチャーの部」応募にあたってのアドバイスですが、ネイチャーフォトの醍醐味は、
自然と触れ合いながら野山を歩き、被写体を発見して「ありのままの自然の姿」をカメラに収めることです。
残念ながら昨年度の応募作品を見ると、一見とても目を引きますが「演出」して作られた写真が多く、
私は「演出なんて行わなくても探せば良い写真は撮れるのになあ!」と、とても残念に感じました。
演出する技術を磨くより、「被写体の生態」「光の扱い方」「構図」等を勉強して被写体を発見し、
演出しないでありのままの自然の姿を撮影した方が、「撮影したぞ!」という満足度が違ってきます。
ありのままの自然の姿を、ストレートに捉えた写真の応募を期待しています。

2016年2月25日に4年ぶりにリニューアル発売された
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)を
マクロ写真派の皆さん、手に持って試してみましたか?
私は正直「たった4年でリニューアルするの?」って思いましたが、優れた光学性能はそのままに、
「角度ブレ、シフトブレの両方に対応した手ブレ補正機構搭載」「マクロ撮影用途にAF改善」
「防塵防滴構造」「フロントレンズ防汚コーティング」等、基本性能が更にブラッシュアップされ
タムロンの技術力の高さに驚きを隠せませんでした。
まだマクロレンズをお持ちでない方には、私イチオシのマクロレンズを是非、使ってみてください。

 

花のレストラン(ポピーとミツバチ)

花のレストラン(ポピーとミツバチ)

新型90mmF/2.8マクロ(F017)はUSD(超音波モーター)をマクロ撮影用途に改善したので、
この写真のように空中をホバーリングするミツバチ等も動体予測モードでAFポイントをミツバチに合わせ
半押し状態を保てば、ピントを合わせ続けてくれます。
マクロ写真の分野は未だに敷居が高い「特殊写真」と思われがちですが、
マクロ撮影時に有効なAFとシフトブレに対応した手ブレ補正機構を新たに搭載し、
マクロレンズ初心者でも十分、花や昆虫等の撮影が楽しめる仕上がりになっています。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)
絞り優先AE F/4 シャッタースピード1/1600秒 ISO400 +1.3EV補正

 

ひと時の輝き(朝日と朝露)

ひと時の輝き(朝日と朝露)

朝露を撮影するには晴天で風の無い日を選んで出掛けることが大切です。
晴天でも風が吹いていると朝露は降りません!
この朝日と朝露の写真は、地平線から顔を覗かせたばかりの朝日と朝露を重ねました。
太陽の大きさはフルサイズ機で90mmマクロだと0.9mmくらいに写るので、
この写真を見た方の中には「合成写真?」と思われる方々が多いと思いますが、
実はマクロレンズで朝露にピントを合わせることにより、
太陽は玉ボケとして大きくボケることで画面いっぱいに大きく捉えています。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)
絞り優先AE F/2.8 シャッタースピード1/2000秒 ISO100

 

雨上がりの朝(梅)

雨上がりの朝(梅)

良い写真を撮る為には、天候、風の強さ、光等を考えて撮影に行くことが大切です。
この写真を撮影した前夜の天候は小雨で、明け方には雨が上がるとの予報でした。
翌日の朝の天候は晴れで風は無し。私は雫をまとった可憐な梅を撮影できる!と、車を飛ばしました。
撮影地に到着して梅林に急いで向かうと、想像した通り、
雫をまとって朝日を浴びキラキラと輝く梅が私を出迎えてくれました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)
絞り優先AE F/4 シャッタースピード1/1000秒 ISO400

 

足元の小さな命(ニワゼキショウ)

足元の小さな命(ニワゼキショウ)

この写真はバラ園に撮影に行った時に撮影したニワゼキショウで、
バラ園脇のちょっとした草地で見つけレンズを向けました。被写体は何処にでもあります。
バラ園にバラを撮影に行ったとしても、足元には色々な生命(花や昆虫)が隠れています。
「撮ろう!撮ろう!」とする意識が強すぎると被写体が見つからなくなります。
私は、子供の頃に虫捕り網を持って野山を駆け回っていたあの頃の様に
「自然と触れ合い楽しむ。」ことを大切にしています。
無理して撮っても良い写真は絶対に撮れません。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)
絞り優先AE F/4 シャッタースピー1/500秒 ISO400 +1.0 EV補正

 

小さな命(ミ ノムシ)

小さな命(ミノムシ)

近年数が激減して地域によっては絶滅危惧種に指定されている「ミノムシ」。
見つけたミノムシは、ミノの大きさはまだ1cmくらいと子供のミノムシでした。
一見グロテスクなミノムシも小さめに写し、光を生かせば立派な被写体になります。
小さなミノムシを背景から際立たせる為に、反射する草のハイライトの白い部分と重ねました。
この様な草を入れて構図を決める時は、被写体の位置だけではなく、
草の重なりや流れを見て、画面全体を見ながら構図を決めましょう。
もちろん光線状態は「逆光線」で、透過光を生かしています。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)
絞り優先AE F/4  シャッタースピード 1/160秒 ISO 200 +2.7 EV補正

 

林床の妖精(ユキノシタ)

林床の妖精(ユキノシタ)

従来モデルの90mmマクロ(Model F004)からボケ味が硬くなった!とウェブ上などで言われていますが、
同光学系を引き続き採用した新90mmマクロ(Model F017)で撮影したユキノシタの写真をご覧ください。
初代90mmマクロ(Model 52B)から受け継ぐ伝統的な「とろけるようなボケ味」は
背景の花、茎のボケに出ています。
硬くなったと感じるのは、高画素機に対応する為にピントの合った部分の解像度が高くなったからでしょう!

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)
絞り優先AE F/2.8  シャッタースピード 1/320秒 ISO 400 +0.7 EV補正

 

Profile

sec01_img01石井 孝親(いしい・よしちか)
1967年9月、横浜生まれ。東京写真専門学校卒業後、写真館勤務。
2000年4月から自然写真家として活動開始。現在、身近な足元の自然をテーマに、写真展、写真雑誌、カレンダー等で幅広く活躍中!
写真集に「光と彩の季節・日本カメラ社」、技術書に「光を生かす花撮影術・日本カメラ社」など。自ら主宰する「フォトクラブ光と彩」で横浜、東京にてアマチュア写真家の指導にも力を入れている。

石井孝親のネイチャーフォト(ホームページ)
http://www2.ttcn.ne.jp/~naturephoto/

自然写真家・石井孝親のネイチャーフォト(facebookページ)
https://www.facebook.com/naturephoto.ishii

 

石井孝親さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/f017.html

 

第13回タムロン マクロレンズフォトコンテストの詳細はこちら:
http://www.tamron.jp/special/contest/macrocon2016/

このレンズの第一印象は、焦点距離45mmにしては大きいと感じたが、
実際にフルサイズ一眼レフカメラに装着してみると、バランス良くしっくり合うと感じたことだ。
実際に使用すると、AF音は静かでスムース、そして明るく見やすい事だ。
それと、スナップ撮影や室内撮影を手持ちで撮影したが、
手ブレ補正機構が搭載されているので安心して撮影に専念出来た。

私の写真はマクロ的な撮影が多く、
最短撮影距離が0.29mと他の標準レンズより近接撮影がスムースに行える事は大変有り難い事であり、
開放値F/1.8の明るさと円形絞りによるボケ味は美しく、他の標準レンズには無い良さだと思う。

また、フォーカスリングが大きく使いやすいので、ファインダーを覗いたままAFであらかじめピントを合わせた後、
微妙なピント調整が可能な事も有り、
私的には、“明るくボケ味の綺麗なマクロレンズ”として使用する頻度が多くなっている。

 

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スタジオでのテーブルフォト、ライティングをしての撮影、F/14に絞っても上部のボケがナチュラルな柔らかさだ。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/14 シャッタースピード:1/5秒 ISO感度:200 (三脚使用)

 

こちらもスタジオでライティングをしてのテーブルフォト、絞りF/8だが丸みのディテールが表現出来た。

こちらもスタジオでライティングをしてのテーブルフォト、絞りF/8だが丸みのディテールが表現出来た。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/10秒 ISO感度:200 (三脚使用)

 

室内のセッティングされた器、コーヒーカップにピントを合わせ、前後のボケを絞り開放で試してみたが、程よいボケ感で単焦点レンズの良さが発揮できた。

室内のセッティングされた器、コーヒーカップにピントを合わせ、前後のボケを絞り開放で試してみたが、程よいボケ感で単焦点レンズの良さが発揮できた。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:800 +0.3補正 (手持ち撮影)

 

テーブルセッ卜されたガラス器、室内の両窓から入る光でガラス器のハイライトのシャープさが綺麗に表現出来、雰囲気良く撮影出来た。光学設計とコーティングの良さだろう。

テーブルセッ卜されたガラス器、室内の両窓から入る光でガラス器のハイライトのシャープさが綺麗に表現出来、雰囲気良く撮影出来た。光学設計とコーティングの良さだろう。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:800 +0.3補正 (手持ち撮影)

 

神代植物公園の噴水。標準レンズの画角は、見た目と歪みの少ない画像を気持ち良く撮影出来る。 F/2.8でも水滴のシャープさは見事だ。

神代植物公園の噴水。標準レンズの画角は、見た目と歪みの少ない画像を気持ち良く撮影出来る。
F/2.8でも水滴のシャープさは見事だ。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/5000秒 ISO感度:500 (手持ち撮影)

 

ツワブキの綿毛、後ろボケがマクロレンズに無い柔らかなボケになった。

ツワブキの綿毛、後ろボケがマクロレンズに無い柔らかなボケになった。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/8000秒 ISO感度:800 +0.3補正 (手持ち撮影)

 

コントラストの強い水面の撮影、シャープな色再現の良さ等、スナップにも最適なレンズと言えよう。

コントラストの強い水面の撮影、シャープな色再現の良さ等、スナップにも最適なレンズと言えよう。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:400 (手持ち撮影)

 

鎌倉健長寺門前「五大」のけんちんうどん。窓からの光が料理の質感を表現してくれた。 手持ちでさっと撮影出来たのは手ブレ補正の機能のおかげだ。

鎌倉健長寺門前「五大」のけんちんうどん。窓からの光が料理の質感を表現してくれた。
手持ちでさっと撮影出来たのは手ブレ補正の機能のおかげだ。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:800 +0.3補正 (手持ち撮影)

 

Profile

yamamoto山本 弘之(やまもと・ひろゆき)

1944年東京都生まれ。東京綜合写真専門学校卒。黄 建勲(こうけんくん)氏に師事した後、独立し、山本写真事務所設立。日本を代表する食の写真家として、広告や、エデトリアルで活躍。マクドナルドのポスターやファミリーレストランのメニュー、様々な食品パッケージなど、日頃目にする多くの食にまつわる撮影を手がけている。

ホームページ http://y-p-st.com/
ブログ http://hiro318.at.webry.info/

 

山本弘之さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)製品ページ:

http://www.tamron.jp/product/lenses/f013.html

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実際にSP45mm F/1.8 Di VC USDを使ってみて最初に驚くのは、絞り開放時のシャープな描写だろう。
それに加えて、絞り開放付近のボケが非常に美しいことだ。
一般にシャープなレンズになるほどボケのエッジも強調されて2線ボケ傾向が出やすいが、このレンズの場合は逆。
ボケのエッジ部分が周囲に溶け込むように美しい。

ピントの合ったところはシャープでかつボケがきれい。
これだけで全く新しい感覚だが、これを標準域の焦点距離で達成しているうえに、
手ブレ補正によってさらに撮影領域を広げているところがこのレンズの神髄だ。

作画してみると、思っている以上に多彩な画が生まれてくる。
前回も書いた、広角レンズ的な描写と望遠レンズ的な描写、
そしてこの焦点域では従来にない絞り開放時のシャープな描写とボケの美しさ、そして手ブレ補正による暗所対応。
これらが相まって、一本のレンズで撮影したとは思えない画の広がりを感じさせる。
それでいて、広角レンズや望遠レンズを用いた場合のような不自然さはなく、
人間の目に近い自然なパースペクティブが得られるところがなんとも粋なのである。
使い込むほどにその奥深さが伝わる。本当の意味でのスタンダード(標準)の世界がこのレンズにはあると思えた。

 

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被写体に寄って絞り開放で撮影。ピントの合った部分は非常にシャープでありながら、背景はエッジが滑らかで自然な美しいボケが得られており、何が写っているかよくわかる。前ボケも自然で、被写体との分離が容易だ。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:400
-1補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

手ブレ補正機構があるので、スローシャッターにもチャレンジでき、動と静の対比といった表現も可能だ。この場合シャッタースピードは1/20秒。手ブレをおさえ、バイクや自動車は流して動感を表現している。

手ブレ補正機構があるので、スローシャッターにもチャレンジでき、動と静の対比といった表現も可能だ。この場合シャッタースピードは1/20秒。手ブレをおさえ、バイクや自動車は流して動感を表現している。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度:100
-1.3補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

通常ならパンフォーカスにしてしまう構図だが、絞りF/2で撮影することで手前の木々をぼかしてみた。自然で美しい前ボケは特筆すべきレベルで、後方のビルも極めてシャープに描写されている。こういう絵柄もこのレンズならでは。

通常ならパンフォーカスにしてしまう構図だが、絞りF/2で撮影することで手前の木々をぼかしてみた。自然で美しい前ボケは特筆すべきレベルで、後方のビルも極めてシャープに描写されている。こういう絵柄もこのレンズならでは。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100
-0.7補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

奥行きのある被写体で遠近感を強調する構図で撮影すると、広角レンズ的な描写が得られる。45mmでは、望遠的、広角的といった構図のとり方を意識して撮影すると非常に多彩な作画を楽しめる。

奥行きのある被写体で遠近感を強調する構図で撮影すると、広角レンズ的な描写が得られる。45mmでは、望遠的、広角的といった構図のとり方を意識して撮影すると非常に多彩な作画を楽しめる。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100
-1.7補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

ビルのガラス壁面に写り込んだ夜間照明が美しい。高画素機で手持ち撮影しているが、極めてシャープな描写が得られている。こういった表現が可能なのも、絞り開放から使えるシャープな描写と手ブレ補正機構によるところが大きい。

ビルのガラス壁面に写り込んだ夜間照明が美しい。高画素機で手持ち撮影しているが、極めてシャープな描写が得られている。こういった表現が可能なのも、絞り開放から使えるシャープな描写と手ブレ補正機構によるところが大きい。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:800
-1.3補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

杉本 利彦さんご使用のレンズについて詳しくは、

SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013) 製品ページ:

http://www.tamron.jp/product/lenses/f012_f013.html