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家の中で可愛く雑貨を撮りたいと思う時、標準ズームレンズでは様々な制約があります。
感度をかなり上げないと手ブレしてしまう。
雑貨の後ろをぼかしたくても、すぐ後ろが壁だったり、被写体の背景に距離を取ることが出来ない。
望遠レンズでボケ味を活かして撮りたくても、部屋が狭くて離れて撮ることが出来ないなどです。

こんな悩みをすべて解決してくれるのがSP 45mm F/1.8 Di VC USDです。
絞りをF/1.8開放値近くに開けて撮れば、感度を上げなくてもシャッタースピードが遅くならないし、
被写体の前後を思いきりぼかして撮ることが出来ます。
手ブレ補正も付いていて、小さい小物にも寄って撮ることが出来ます。
何よりもピント位置から続く美しいボケ感は、
柔らかな窓辺の光とその場のやさしい空気感まで表現してくれるようなレンズです。
小さな雑貨達がさらに魅力的に語りかけてくれるようです。

 

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テーブルの上に並べられたドライフラワーや布花、レースやパッチワークなど。
真上からの構図を決め、絞りをF/4と少し絞ることで、それぞれの被写体の質感までしっかりと表現されました。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/125秒 WB:オート ISO感度:1600
(フルサイズカメラで撮影)

 

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テーブルの上にレンズを載せるくらいまでカメラアングルを下げ、ミニチュアの椅子やトルソーを撮る。
窓からの光が小さな洋服に当たり、立体感がよく出ています。
柔らかな前ボケと背後のボケにより、小さな世界の中に奥行きを感じさせてくれます。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125秒 WB:オート ISO感度:1600
(フルサイズのカメラで撮影)

 

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モノトーンに近い色数の少ない世界の中のガラスの重なりの一つ一つがF/2という浅い絞りにより、
柔らかなグラデーションで美しく描き出されています。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1250秒 WB:オート ISO感度:200
(APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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ショーケースの中のミニチュアの世界。
ガラスの映り込み越しにぼやけてしまいがちな条件下でも中の被写体はくっきり描写され、
ライトや映り込みのボケ味の柔らかさは幻想的。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/40秒 WB:オート ISO感度:200
(APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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F/5.6と絞ることでクレイの花と、布花、かごの造花、それぞれが美しく細部まで描写され、
窓辺の柔らかな光に包まれた世界がまるで一枚の絵のよう。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/50秒 WB:オート ISO感度:1600
(フルサイズのカメラで撮影)

 

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小さなミニチュアのミシン。APS-CのカメラにSP 45mm F/1.8をつければ、
画面の中で存在感を出すことが出来ました。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/500秒 WB:オート ISO感度:200
(APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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電球の光が動物たちを照らす暗い室内も手ブレ補正をONにして、
キラリと光る眼にピントをしっかり合わせることが出来ました。
背景に写る点光源もきれいな円を描いています。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/40秒 WB:オート ISO感度:2000
(APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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絞り開放F/1.8という、一番ボケ感の強い状態で撮影すれば、ミニチュアの棚の中にも奥行き感が出てきます。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/200秒 WB:オート ISO感度:1400
(フルサイズカメラで撮影)

 

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ミニチュアのメリーゴーランドを正面から捉える。絞りを変えながら、
ボケ過ぎず、ピントが深く合いすぎない、絶妙のバランスを探してみます。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/30秒 WB: オート ISO感度:1600
(フルサイズカメラで撮影)

 

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フルサイズのカメラで、最短まで寄ってみます。さらに寄りたいときはAPS-Cのサイズにクロップ。
アップにすることで小さな猫の顔が強調され、じっとこちらを見ているようになりました。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/40秒 WB: オート ISO感度:1600
(フルサイズカメラで撮影)

 

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上の写真を撮っているところ。こんなに近づいて撮ることが出来ます。

 

Profile

その江フォトグラファー その江
新潟県出身。東京造形大学卒業後、荒木英仁に師事する。
2003年「Lightinguz」を設立し独立。独自の視点・感性で撮る広告写真等で活躍。
スイーツからポートレート、物撮りまでオールマイティな写真家として、カメラメーカーなどからの依頼も多数。
近年の写真セミナーでは、「ハートで撮ること」の大切さを改めて伝えている。
公益社団法人日本広告写真家協会正会員。

「フォトグラファーその江のブログ」 http://sonoe.jugem.jp/

 

■撮影協力:
Noe Cafe
https://www.facebook.com/Noe-Cafe-201131463288401/?pnref=lhc

 

その江さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/f013.html

標準的なズームレンズでは表現出来ない、超広角・超望遠レンズでの作品世界を、
鉄道写真の撮り方ワンポイントを交えて教えていただきました。
それでは、広田 泉 氏の作品をご覧下さい。

 

圧縮効果から望遠レンズを用いることが多い桜の撮影ですが、
広角レンズを使って物を整理した絵づくりが有効なシーンもあります。
前後に動いて最適な位置を探しましょう。

A-1

16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)で撮影

◎焦点距離:210 mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:320

 

A-2

SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)で撮影

◎焦点距離:15mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/4000秒 ISO感度:640

 

望遠撮影の基本である「空間を多くとりいれる」を実践したもの。
蒸気機関車を撮影する場合は煙を吐くこともあり、縦で撮りたくなってしまうものだけど、
敢えての横位置が効く場合が多い。
余ったスペースは、その場にある印象的だったものをとりいれることで空間を生かした絵づくりが可能になる。

B

SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)で撮影

◎焦点距離:500 mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:1000

 

フレームアウト。
被写体に主なテーマがある場合は思い切ってフレームアウトさせてしまうのも手。
この場合は運転士の方と会話をし「夢を叶えたくて家族を離れ九州まで行き運転士になった」という話を聞き、
その顔つきを主題にしたかった。
車輌が全部入ってしまうと運転士の顔つきまでは見えなくなってしまうものなので、
はみだすことによって画面内を整理した。

C

SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)で撮影

◎焦点距離:350 mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:500

 

ローカル線の撮影では待ち時間が、とても長いことがある。次の列車まで7時間以上とか。
そういう時間の過ごし方も含めて楽しめるのがいいところだけど
「写真を撮りたい~」っていう時におすすめなのが、こちら。
模型をバッグにしのばせておけば、時間が経つのも忘れてしまうほど。
マクロがなければ望遠でも十分楽しむことができる。
寄ったり引いたり様々な撮影方法で普段はありえないような世界が撮れるはず。

D

SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)で撮影

◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200

 

Profile

広田 泉広田 泉(ひろた・いずみ)1969年東京都生まれ。

全国に走る鉄道の現在を撮影し写真展、書籍で発表するなか各種イベントやツアー、撮影教室、TVなどで写真の楽しさを広く伝えようと活動している。2011年は自然災害により被災した地域への復旧活動を続けるなか、写真集「ここから始まる。」を刊行。収益を鉄道会社に寄付して線路を繋げる活動にも力を入れ続けている。

鉄道写真.com:http://tetsudoshashin.com

 

広田泉さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(Model A012)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a012.html

SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a011.html

16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/b016.html

 

<タムロン鉄道風景コンテスト事務局から>
「第9回 タムロン鉄道風景コンテスト」の募集締切が、いよいよ8月25日(木)【消印有効】と迫ってまいりました。
夏休みを利用してのご旅行に、是非とも「鉄道風景」を撮影してご応募ください!

コンテストについての応募方法や詳細はこちら:
http://www.tamron.jp/special/contest/train2016/

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庭の花がいっせいに咲き出す春から夏にかけて。大切に育てた花の姿をきれいに残してあげたい!
そんな時にもSP 45mm F/1.8 Di VC USDは大活躍です。
天気の悪い日はどんよりとして、眠たい写真になりがちです。
そんな時でもシャープな描写と美しいボケ味が得意のこのレンズで撮ることで、クリアで美しい植物達を表現することが出来ます。

45mmというレンズの画角は、普段から目で見ている自分の庭を、そのままの感覚で切り取っていけます。
レンズ一本で寄ったり引いたりしながら、様々な庭の表情を捉えるのに最適です。
被写体に寄れるこのレンズの特性を活かして、マクロ的な絵柄も十分に楽しめるでしょう。
APS-Cのカメラボディと合わせて撮影すれば、更にアップで寄っていくことが出来ます。

 

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パーゴラの上にぐんぐん伸びているバラが同系色の壁を背景に美しく咲いていました。
あまり絞らずに撮れば花の後ろの窓もステキにボカすことができました。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2.2 シャッタースピード:1/2000秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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雨の日はキラキラ水滴を撮るのに最適です。
しずくのついた花びらにピントを合わせたら、宝石のような美しい世界が広がります。
水滴が侵入しにくい簡易防滴構造なので防滴性能のあるカメラと合わせると、
少々の雨でも気にせず撮れるのがとっても嬉しい。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/800秒 WB:晴天 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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絞りを開放値近くで撮影することで、下草のグリーンの微妙な色合いが連なり続いていく様子が表現できます。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/2500秒 WB:晴天 (フルサイズのカメラで撮影)

 

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小さな花の小さな花びら。
最短撮影距離で寄れば、背景のグリーンのきれいなボケの中にマクロ的な世界の繊細な表現が広がります。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/200秒 WB:オート (フルサイズカメラで撮影)

 

3078_3052の現場写真

上記の写真・コメントの実際の状況。

 

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少し絞ることでピントの合わせたバラはしっかりと表現され、その背後に広がる花々が柔らかく華やかに現れています。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/1000秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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鉢植えの美しいビオラをきれいに見せるため、絞りをF/5.6に。
前面のビオラの花びらの一つ一つの輪郭がしっかり浮かび上がり、
徐々に流れるようにボケ味が続いていくのが心地よい。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/400秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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咲き方の美しいバラを正面から捉えてみました。
絞りを開放気味にボケ味を調整しながら撮れば、背景のグリーンの溶けるようなグラデーションに、
赤がとても引きたつ存在感のある絵柄に。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/2.2 シャッタースピード:1/2500秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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小屋の下や壁際などの暗い場所にあるガーデン雑貨や植物も、このレンズで撮れば優しい空気感とともに切り取れます。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/640秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

Profile

その江フォトグラファー その江
新潟県出身。東京造形大学卒業後、荒木英仁に師事する。
2003年「Lightinguz」を設立し独立。独自の視点・感性で撮る広告写真等で活躍。
スイーツからポートレート、物撮りまでオールマイティな写真家として、カメラメーカーなどからの依頼も多数。
近年の写真セミナーでは、「ハートで撮ること」の大切さを改めて伝えている。
公益社団法人日本広告写真家協会正会員。

「フォトグラファーその江のブログ」 http://sonoe.jugem.jp/

 

■撮影協力:
ガーデナーユニット「Nora」
http://ameblo.jp/kay1219/

Bond+handmade
https://www.facebook.com/Bond.handmade/?pnref=story

 

その江さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/f013.html

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単焦点レンズで撮った写真の美しさは、特別のものがあります。
ピントの合った画像の切れ味と、そこから自然に柔らかくとろけるようなボケ味。
ため息の出るような美しい描写に出会うと、「レンズで写真は変わる!」と言われる事がよく分かります。

そして、私のお気に入りはSP 45mm F/1.8 Di VC USD。
身近なものを撮るには35mmフルサイズのカメラでほぼ標準のレンズとして使いやすい画角です。
また、APS-Cのカメラに着ければ、ちょっと望遠世界を楽しむことも。
今回の仔猫ちゃん。ふわふわの毛の柔らかさとキラリと光る瞳のシャープさは、まさにこのレンズの魅力たっぷり。

そしてもう一つ、このレンズには大きなメリットがあります。
この画質を維持しながら単焦点レンズなのに手ブレ補正が付いているのです!
動き回る仔猫を光の少ない室内でしっかり撮るには被写体ブレと手ブレには要注意。
何から何まで気持ちよく撮れる、使うほどにワクワクさせられるレンズです。

 

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生後40日の仔猫ちゃん。まだちょっとだけヨチヨチとおぼつかない足取り。
仔猫の目線で撮影すると、廻りの柔らかな空気まで一緒に表現出来てしまいました。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/250秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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キリッと窓の外を見つめるシルバーちゃん。生後2ヶ月でこの貫禄です。
F/3.5と少しだけ絞ると瞳とお鼻のキリリとした感じがこんなにきれいに写って嬉しい!

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/320秒 WB:オート (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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大人の猫ちゃんだって美しく撮れます。
澄んだイエローの瞳、ピンと立った耳、白いひげがシャープに写って、うっとりです。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/320秒 WB:晴天 (フルサイズカメラで撮影)

 

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ふんふん、お花を気にして、ちょこちょこ動くのに合わせて、私のカメラも動きます。
こういった時に手ブレ補正は嬉しい味方。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/320秒 WB:晴天 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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ふわっふわの毛とくりっとした瞳を正面から狙います。このモフモフ感がたまりません。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/320秒 WB:オート (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

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最後はわらわら、カゴから出たり入ったりのワンシーン。目の前の猫じゃらしに皆集中です。
ピントの合ったブラウンちゃんから自然なボケが続いていく、優しい室内の心地よさが出ています。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/250秒 WB:晴天 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

 

Profile

その江フォトグラファー その江
新潟県出身。東京造形大学卒業後、荒木英仁に師事する。
2003年「Lightinguz」を設立し独立。独自の視点・感性で撮る広告写真等で活躍。
スイーツからポートレート、物撮りまでオールマイティな写真家として、カメラメーカーなどからの依頼も多数。
近年の写真セミナーでは、「ハートで撮ること」の大切さを改めて伝えている。
公益社団法人日本広告写真家協会正会員。

「フォトグラファーその江のブログ」 http://sonoe.jugem.jp/

 

■撮影協力:BACCHUS MAINE COONS:
www.bacchus-mainecoons.com

 

その江さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/f013.html

タムロン マクロレンズフォトコンテストの「ノンジャンルの部」で審査をご担当される、
写真家 岡本洋子氏が撮影されたマクロレンズによる作品をご覧下さい。

 

茜色に染まる

茜色に染まる

マクロレンズの大きな特徴は、何と言っても小さな被写体に近寄って大きく写せるという事でしょう。
ですからマクロレンズを持つとついつい小さな被写体ばかりをアップで狙う撮り方ばかりで終わってしまっている場合があります。それは何とも勿体無い話です。
90mmの焦点距離、それも単焦点のレンズ性能を活かした撮り方ができるのです。
このレンズはポートレート撮影にももってこいなのです。
単焦点ですから自分が動いて撮影距離は調整しないとなりませんが、クリアな描写とボケの美しさはピカイチです。
この写真は夕空を背景にストロボを焚いて人物が暗くならないよう撮ったものです。
フルサイズのカメラボディにつけて人物の全体、バストアッップを撮るには適度な距離間もあって、
被写体に威圧感を抱かせず自然体で撮ることができました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/3.5 シャッタースピード1/250秒 ISO100 -2.0EV補正 ストロボ強制発光

 

クリスタルシャワー

クリスタルシャワー

マクロレンズならではの、花の蕊(シベ)の先端に付いた水滴の写真です。
最短撮影距離まで目一杯近寄って、先端の水滴の中にピントを合わせたものです。
雨上がりのレンゲツツジに水滴の粒がたくさん付いていました。
落とさないよう細心の注意を払い、静かにピントを合わせました。
花の傍は三脚の立てづらい状況でしたので、三脚で自分の体を支え、
ピントをマニュアルフォーカスにして最短撮影距離で置きピンにして、
自分の体を前後に動かして水滴の中にピントの合う位置を探して何カットかシャッターを切りました。
このようなブレが発生しやすい状況でもSP 90mm (Model F017)は、
シフトブレにも対応する手ブレ補正機構が搭載されているので安心です。
目ではなかなか見えないミクロの世界を楽しませてくれるのがマクロレンズでしょう。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/8.0 シャッタースピード1/160秒 ISO400 -0.7EV補正

 

ゆらり浮かんで

ゆらり浮かんで

動物などの被写体に思うように近寄れない、
距離のあるところでは超望遠レンズの焦点距離の長いレンズが有利ですが、
中望遠の90㎜という焦点距離は軽くてカメラにつけて持ち歩くにも苦にならないので、
動物園や水族館でも使いやすいですね。
悠々と泳ぐウミガメを高い位置から狙って、カメと影がいい位置にくるようなシャッターチャンスを狙いました。
水槽の底の人工的な感じがなくなるよう、プラス1まで露出は明るめに補正して、
あたかも白い砂浜で泳いでいるように見えるように撮りました。
夏の明るい日差しとハイキーな表現が南の海で撮ったかのようなイメージで撮ることができました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/9.0 シャッタースピード1/100秒 ISO800 +1.0EV補正

 

水際の攻防

水際の攻防

海辺で遊ぶ学生さんたちに出会い、しばらく撮らせてもらうことに。
夕方近くになって太陽を背に逆光で波打ち際も輝き、人物はシルエットに。
撮影するには太陽の高輝度の反射光があって難しい光線状態です。
逆光で人物は黒くつぶれやすいのですが、
ベタっとした黒にはならずにわずかに洋服の模様も見えて立体感があります。
逆光のときに発生しがちな色のにじみもなく、階調の破たんのない、
クリアでヌケのいい心地よい逆光の写真が撮れました。
動きのある早い被写体にもピントが素早く合うので、瞬間の動きを狙う時にも安心して撮れました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/8.0 シャッタースピード1/1600秒 ISO100 -1.0EV補正

 

いつかの夢の中

いつかの夢の中

かわいい女の子がシャボン玉を無心に吹いています。
楽しそうなその一瞬の雰囲気を壊すことなく同じ目線になるようにしゃがんで近寄って撮りました。
マクロレンズなので被写体に近寄り過ぎてピントが合わないということは気にせずに
フレーミング重視で近寄って印象的になるように切り取りました。
女の子の帽子の部分にピントを合わせ、顔は柔らかくボケることを期待して、絞りはほぼ開放のF3.2で。
期待通り、表情は柔らかくボケて、背景のシャボン玉は光を反射して虹色の玉ボケになりました。
夢の世界で遊ぶ女の子、ファンタジーなイメージで撮れました。

◎SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
絞り優先AE F/3.2 シャッタースピード1/8000秒 ISO800 -1.0EV補正

 

花や風景の写真を撮ることが大好きな私が、
昨年、タムロンマクロレンズフォトコンテスト「ノンジャンルの部」で審査をさせていただき、とても楽しかったです。
自分自身も花を撮る時に、被写体に近寄れるマクロレンズを使うことは多いです。
花の形の面白さや花芯や花弁の造形など普通のレンズでは撮れないものが撮れるからです。

しかし、マクロレンズのいいところは寄って撮れるだけではなく、通常の焦点距離のレンズとしても使えることです。
2度おいしいではないですか!
思いっきり被写体に近寄って造形的に捉えた作品や、マクロならではのボケ味を生かしたファンタジーな作品。
単焦点レンズとして撮影された質の高い写真。撮影者のイメージで、ユニークで新しい作品を生み出してください。
マクロレンズは自由度の高いレンズです。きっと作者のイメージづくりの大きな武器になることでしょう。

ノンジャンル部門だけに様々な表現の作品が集まることを期待します。
面白い作品、楽しい作品、美しい作品、ファンタジーな作品…
今年もまた沢山の作品を拝見し、審査できることを楽しみにしています。

 

Profile

岡本洋子岡本洋子(おかもと・ようこ) 東邦大学生物科を卒業。12年間の会社勤務の後、日本写真芸術専門学校にて写真を学ぶ。卒業後は秋山庄太郎氏のアシスタントを務め、独立フリーへ。現在、花や植物、風景を主に撮影。各種撮影会や写真教室講師を務める。

女子美術大学非常勤講師
日本写真協会会員(PSJ)
日本自然科学写真協会会員(SSP)
フェイスブック https://www.facebook.com/yoko.okmoto.5

 

岡本洋子さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/f017.html

 

第13回タムロン マクロレンズフォトコンテストの詳細はこちら:
http://www.tamron.jp/special/contest/macrocon2016/