TAMRON LENS BLOG

飛行機そのものにレンズを向ければ、望遠レンズが欲しくなるのがわかるだろう。それも400mmを超える超望遠レンズに。
先代の150-600mm(Model A011)から進化したこのA022は、AF応答速度、手ブレ補正のVC機構、操作性、そして描写力など、全般に渡る性能向上が謳われている。
A011から続く携行の良さは屋外での望遠撮影に大きく寄与し、何より手軽にそのレンズを付けたカメラを持ち出そうとするフットワークの軽さを手に入れられることが、最大の魅力だ。それに輪をかけて性能向上となれば、写真を撮ろうと外へ出ようとする気持ちは俄然高まる。
また今回のモデルチェンジとともに新しくテレコンバーターがラインナップに加わり、さらに望遠効果を求める場合に威力を発揮できることとなった。

天候、陽の状況、そして風の向き。飛行機の写真を撮る上で、常に影響を受ける環境に対して臨機応変に行動するには、自身はもちろん、撮影機材などを取り回し良くできるかが重要になる。
時にA022を付けたカメラ一台で飛行場の周りを歩いて一周、または飛行場から遥か離れて遠景に見える飛行機を狙うことも念頭に入れた機材選びが鍵となるのだ。
今回はこのA022を付けたフルサイズカメラ、APS-Cカメラ、1.4×テレコンバーター、2×テレコンバーターと4通りの写真を選んでみた。

このブログでは、その撮影状況を簡単に記するが詳細は2月23日、24日、CP+のタムロンブースにてお伝えする予定です!

では、皆さんのご来場を心よりお待ちしています!

 

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春の便りを待つ羽田空港に、大陸からの長旅を終えようとする777型機が滑り込んでいく。

◎SP 150-600mm(A022)+APS-Cサイズカメラ、換算825mm相当
絞り:F/11 シャッタースピード:1/1250秒  ISO100

 

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乾いた北風の吹く1月上旬。日の出を背景に羽田空港を駆け上がる767型機を約6Km離れて眺望する。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/22 シャッタースピード:1/1250秒 ISO100

 

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夏雲の湧出る9月初旬。東京湾へ向け羽田空港を駆け上がる777型機を展望エリアから見上げた。

◎SP 150-600mm(A022)+フルサイズカメラ、375mm相当
絞り:F/10 シャッタースピード:1/400秒  ISO100

 

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西より風が吹いた1月中旬。積雲溜まる東京湾を横断しファイナルアプローチへ入った737型機。

◎SP 150-600mm(A022)+APS-Cサイズカメラ、換算900mm相当
絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/1000秒  ISO100

 

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羽田空港22滑走路へ進入中の777型機。運河の水面に反射する太陽光が機体下面に映し出された。

◎SP 150-600mm(A022)+フルサイズカメラ、600mm相当
絞り:F/9  シャッタースピード:1/1000秒  ISO100

 

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首都圏上空30000フィートを西へ。旅の途中、大陸間を横断する飛行機が頭上を越えていった。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/13 シャッタースピード:1/80秒  ISO400

 

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日の入り20分前。羽田空港へ着陸進入する777型機。約20Km離れた対岸からレンズを向けた。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/18 シャッタースピード:1/320秒  ISO100

 

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福岡空港34滑走路へ737型機のベースターン。雪雲の隙間からまもなく沈む陽を背に受けた。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/13 シャッタースピード:1/500秒  ISO100

 

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寒風吹きすさむ夜の8時ごろ。大阪空港32L滑走路へ進入する787型機を千里川土手で待ち受けた。

◎SP 150-600mm(A022)+フルサイズカメラ、150mm相当
絞り:F/5 シャッタースピード:1/40 秒 ISO25600

 

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福岡空港16滑走路から駆け上がる777型機。前哨灯がみぞれ交じりの冬雨を照らした。

◎SP 150-600mm(A022)+APS-Cサイズカメラ、換算900mm相当
絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/50秒  ISO4000

 

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十五夜の月が輝く冬夜。羽田空港から離陸上昇する787型機が通過する。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/13 シャッタースピード:1/640秒  ISO2000

 

inoue井上六郎(いのうえ ろくろう)

1971年東京生まれ。スタジオマン、個人写真家アシスタントを経て、出版社の社員カメラマンとして自転車、モーターサイクルシーンなどを撮影する。その後は出版社を退社しフリーランスに。
以後、国内外の自転車、モーターサイクルメーカーやスポーツアパレルメーカーの広告や各一般雑誌、専門誌等で撮影活動中。
また、国内外のマラソンなどスポーツイベントの公式記録カメラマンを務める。
自転車レース、ツール・ド・フランスの写真集「マイヨ・ジョーヌ」を講談社から、
航空機・ボーイング747型機の写真集「747 ジャンボジェット 最後の日々」を文林堂から上梓。
日本写真家協会、日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。

 

井上六郎さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

 

井上六郎さんがご登場の、CP+2017タムロンステージスケジュールはこちら
タムロンCP+2017特設サイト:
http://www.tamron.co.jp/special/cpplus2017/

大自然が広がる八ヶ岳で超大型犬のバーニーズマウンテンドッグを撮影した。
バーニーズマウンテンドッグは成犬のオスの場合は体重が50kgを超えるスイス原産の大型犬だ。
マウンテンドッグというだけあって八ヶ岳の山の風景には本当に良く似合う。
雄大な風景の中の犬たちをSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2を使って撮影してみた。

このレンズを最初に持った瞬間の印象は、あれ?これって超望遠なの?と思うほどコンパクトで軽い。
犬の撮影では三脚や一脚を使った撮影よりもカメラとレンズを持って激しく動く撮影の方が圧倒的に多い。
止まってじっと狙うのではなく、良い瞬間をとらえるべく動きながら撮影する印象だ。
レンズは軽くて小さい方が機動性が上がり俊敏な動きにも対応できるので小型軽量であることは非常に嬉しい。

広々とした大地を駆け回る犬たち。被写体の犬との距離も大きく変化する私は、遠くにいた犬たちが近づくほど広角になるようズームリングを回しながら撮影する。
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2は最大600mmの超望遠もさることながら、広角側150mmで撮影出来ることがペット撮影では大きな魅力だ。

 

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遠くに仲良く座るバーニーズ。その場の雰囲気を撮影したかったので最広角側150mmで撮影。
スーパーローアングルで撮影して手前の草を大きく入れて前ボケとした。

◎焦点距離:150mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/3200秒 ISO:800

 

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同じ位置に座る犬をそのまま最望遠側600mmで撮影。
同じ場所でも背景が大きくぼけてダイナミックな印象で2頭の犬を表現することができた。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/3200秒 ISO:800

 

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私自身もじっとして撮影しているのではなく被写体との距離を考えてもう少し寄って150mmで撮影。
ズームを回すことだけでなく、良い画を撮るには撮影者自身動いて撮影することが重要だ。

◎焦点距離:150mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/5000秒 ISO:800

 

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◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:800

 

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600mmで撮影すると背景の光輝くススキが大きくぼけて玉ボケとなった。
犬の吐く白い息もしっかりと描写されている。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/500秒 ISO:400

 

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美しい山脈を背景に私の方に向かって走ってくるバーニーズ。
ズームリングを回しながら犬と山のバランスを考えて撮影している。

◎焦点距離:329mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/3200秒 ISO:500

 

中村 陽子(なかむら・ようこ)

大阪市生まれ。カナダ トロント市在住中に犬と暮らし始めそのころからペットの撮影を始める。(有)ドッグファーストとスタジオD1を設立。広告を中心としてペットや子供の撮影などを手掛ける。写真教室の講師(撮り方、カメラの使い方、ペット撮影、子供撮影、テーブルフォト講座など)カメラ専門誌・愛犬雑誌でも活躍中。
風景写真やテーブルフォトの要素をペットの撮影に取り込んだ作品が特徴。

ホームページ
http://www.dogs1st.net/index.html

Facebook
https://www.facebook.com/yokonakamurad1/

 

中村陽子さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ第9戦」が福岡県の博多湾で11月19日と20日の2日間開催されました。日本での同大会の開催は初めてで、テレビでも放映されたのでご存知の方も多いことでしょう。カタマランタイプ(双胴艇)のヨットで競うレースは、スピードと迫力を兼ね備えたもので、私たちがこれまで抱いていたヨットの概念を大きく覆すものです。

今回、日本チームとして15年ぶりの出場となる「ソフトバンク・チーム・ジャパン」の協力でアメリカズカップを撮影する機会が得られました。チョイスしたレンズは最新の「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)」。広いズーム域、高速のAF、強力な手振れ補正機構、防塵防滴ボディ、そして高い描写特性とまさにこのレースのためにあるような超望遠ズームです。今回のタムロンレンズブログでは、Model A022で撮影したアメリカズカップ激戦の様子をご覧いただきたいと思います。

 

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疾走するアメリカチームのヨットを流し撮りで撮影しました。手ブレ補正機構「VC」のモードはMode 2を選択しています。ハル(船体)の中央から水面に突き刺している黒い板はダガーボードと言われるもので、ヨットを浮かび上がらせ水の抵抗を最小限にする役割があります。この浮かび上がった状態のことをフォイリングと言い、レースの醍醐味のひとつとなっています。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO:400

 

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ソフトバンク・チーム・ジャパン艇の黒いウイングセール(硬質帆)とジブ(前部の帆)が太陽の光を受けてギラリと輝いた瞬間を捉えました。撮影のために乗船したメディア艇は5トンほどのプレジャボートで、波浪の影響で終始揺れていましたが、強力でレスポンスのよい手ブレ補正機構「VC」の搭載で安定してカメラを構えることができ、シャッターチャンスを見逃すことはありませんでした。

◎焦点距離:450mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/2500秒 ISO:400

 

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高速のAFで正確に被写体へピントを合わせ続けるのもA022の特徴です。カメラ側のAFへの応答も極めて高く、ストレスなくピントを合わせることが可能です。突然のヨットの動きに対してもそのレスポンスのよさからピントが大きく外れデフォーカスとなってしまうことはほとんどなく、ストレスフリーで撮影に臨めました。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/640秒 ISO:400

 

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フォイリングして海面を滑走するソフトバンク・チーム・ジャパン艇とスウェーデン艇。フォイリング中のヨットの最高速は60kmにもなると言われています。今回の撮影ではA022、1本で臨みましたが、ズームレンジの広さに大いに助けられるとともに、レンズ交換の手間も必要とせず快適に撮影が行えました。

◎焦点距離:350mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO:400

 

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片方のハルの船首が水面に沈み込むほどの角度でコーナーを曲がるニュージーランド艇を捉えました。クルーたちが急いで次の体制を取ろうとしています。波や風の影響を受けやすいプレジャーボードからの撮影では、強力な手ブレ補正機構「VC」を持ってしても条件によっては効果が期待できないほど揺れることがあります。しかし、ちょっとでも安定した瞬間を見逃さずにカメラを構え直すとAFが速やかに被写体を再び捉え、同時に反応のよい「VC」のおかげで画面がすぐに落ち着き撮影を続行することができました。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:640

 

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混戦のなかのソフトバンク・チーム・ジャパン艇。福岡での第9戦は残念ながら5位の結果でしたが(総合でも5位)、チームとしてスタートしたばかりであることを考えるとよく頑張ったと言ってよいと思います。簡易防滴構造の採用とレンズ最前面に撥水性に優れた防汚コートを施すため、多少の波しぶきがかかってもA022は安心。撮影に集中することができました。

◎焦点距離:500mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO:400

 

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レースは初日および二日目とも3レースずつ行われました。ヨットは「AC45F」と呼ばれるカタマランタイプで、カーボン製のスマートなバウ(船体)となっています。Model A022はズーム全域で解像感が高く、極めてエッジの高い描写が得られました。色収差もよく抑えられており、被写体の縁などに見受けられることの多い色付きも見られません。写真は開放からわずかに絞ったF/8で撮影していますが、周辺減光の発生は感じられず、満足できる描写が得られました。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:1000

 

『長い歴史を誇る世界最高峰のヨットレース、アメリカズカップ』

アメリカズカップは、1851年にイギリスで最初に開催された歴史あるヨットレースだ。レース名の“アメリカ”とは、そのときの優勝チーム名である。現在、レースはまず複数のヨットが競う「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」、そして「アメリカズカップ・チャレンジャーシリーズ」を経て、勝ち抜いた1チームが前回大会の勝利チームと対戦する本戦へと挑む。今回撮影したのはワールドシリーズ最終第9戦となるもので、2016年11月19日と20日の両日、福岡で開催され、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、スウェーデン、フランス、そして日本の6チームが出場した。

 

『ソフトバンク・チーム・ジャパン』

その名のとおり携帯電話やインターネット関連でよく知られたソフトバンクがスポンサーのチーム。過去4回アメリカズカップの出場経験のある早福和彦がセーラー兼総監督としてチームをまとめ、ニュージーランドチームで実績を積んだディーン・バーカーがCEOを兼ねたスキッパーとしてチームを牽引する。ちなみに日本チームのアメリカズカップ出場は実に15年ぶり。ソフトバンク・チーム・ジャパンは総合5位の結果で「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」を終了したが、同チームの今後の活躍に大いに期待したい。

<取材協力>
ソフトバンク・チーム・ジャパン
http://softbank-team-japan.americascup.com/jp/home.html

 

ohura大浦 タケシ(オオウラ・タケシ)

宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、雑誌カメラマン、デザイン企画会社を経てフォトグラファーとして独立。以後、カメラ誌および一般誌、Web媒体を中心に多方面で活動を行う。写真展としては「盆地~もうひとつの記憶」(2006年3月コニカミノルタプラザ)、「Expression ~生き物たちの肖像~」(2013年4月エプサイト)、「蒼き刻 - Ink Blue Serenity in Tokyo - 」(2015年10月キヤノンギャラリー銀座ほか)など。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。日本自然科学写真協会(SSP)会員。

公式ホームページ
http://www.takeshiohura.jp/index.html

 

大浦タケシさんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

タムロンの超望遠ズーム「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)」が先日発表されました。
長年、動物園の動物を被写体のひとつとして撮影を楽しんでいる自分にとって、これはビッグニュース。
というのも、Model A022の先代「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)」の焦点距離など
たいへん使いやすく感じており、さらに光学系や操作系がブラッシュアップされたとなると、
注目しない理由が見当たらないからです。

ちなみに、Model A011以前はAPS-Cサイズのデジタル一眼レフと
70-200mm F/2.8クラスの望遠ズームの組み合わせをメインに、
1.4倍のテレコンバーターを状況に応じて使用していましたが、
テレ端600mmとするModel A011になってこの一本で撮影に臨めるようになり、
さらにフルサイズのデジタル一眼レフでの使用でも大きく被写体を画面に引き寄せられるため
表現の幅も格段に広がったように思えます。
今回、ラッキーにも発売に先駆けModel A022で撮影する機会が得られましたので、
その作例を見ていただければと思います。

 

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焦点距離350mm、絞りF/8で撮影しています。
ピントを合わせた左目の周辺を中心にシャープな描写で、生き生きとした表情を鮮明に捉えることができました。
ちなみにAFで撮影の場合、Model A022でも合焦後自動的にMF操作が可能となります。
掲載した写真のようなアップの撮影ではピント位置が気になることがありますが、そのようなとき微調整も容易です。
ボケもズームレンズとしては素直で柔らかく思えます。
よく見ると画面の真ん中を水平に横切る幅の広い線と、同じく左側に垂直に横切る線が確認できますが、
これはユキヒョウとModel A022の間にある檻がボケて写り込んでいるものです。

◎焦点距離:350mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/500秒 WB:オート ISO感度:400

 

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Model A022に向かって歩くユキヒョウをテレ端600mmで狙いました。
AFモードはコンティニュアスAFとしています。
選択したフォーカスエリアと重なった部分に対し正確にピントを合わせ続けるため、
撮影者は被写体に集中することができます。
写真はユキヒョウがちょっと顔を上げた瞬間を逃さず狙ったものですが、精悍な表情を捉えることができました。
絞りは開放から1/3段絞ったF/7.1ですが、周辺減光の発生はよく抑えられておりコントラストも良好です。
背景のボケの一部が二線ボケのように見えますが、これも檻を通して撮影しているために発生したものです。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/640秒 WB:オート ISO感度:1000

 

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合焦面のエッジのキレは鋭く、極めてシャープネスの高い描写です。
立体感も上々で背景から被写体が浮かび上がって見えるほどです。
今回の撮影では高画素のデジタル一眼レフを使用していますが、
Model A022は解像感の不足を一切感じないことと思います。
なお、被写体とカメラの間にある檻がボケてその部分の解像感が低下していますが、
撮影ではユキヒョウの顔がなるべくその部分と重ならないように注意してアングルを決めました。
座っていても鋭い眼差しなのは、本来肉食系の野生動物だからなのでしょうか。

◎焦点距離:250mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 WB:オート ISO感度:1600

 

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手ブレ補正機構「VC」がより強力なものになったこともModel A022の進化したポイント。
テレ端600mmでも手持ち撮影が怖くありません。掲載した写真も手持ちで撮影したものですが、
ピントのあった部分の毛の一本一本を緻密に描写しています。
また、絞り値はF/8と開放から2/3段しか絞っていませんが、周辺減光などよく抑えられています。
写りとは直接関係ありませんが、Model A022の三脚座も便利に感じる部分です。
アルカスイス・クイックシューに対応し、さらに以前のものより大型化されているため、
レンズを持ち運ぶ際のグリップとしても使いやすく思えました。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/640秒 WB:オート ISO感度:4500

 

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Model A022とともに発表されたテレコンバーターもトライアルすることができました。
試してみたのは1.4倍の「1.4x(Model TC-X14)」。
このテレコンバーターの特徴はModel A022に最適化されていること。
もちろんAF、手ブレ補正機構「VC」とも機能します。テレコンバーターのメリットのひとつに、
最短撮影距離が変わらないため、必然的に最大撮影倍率がアップすることがあります。
掲載した写真のように大きく被写体を引き寄せられ、細かな部分もより鮮明に捉えることができます。

◎焦点距離:900mm 絞り:F/13 シャッタースピード:1/1000秒 WB:オート ISO感度:2800

 

Profile

ohura大浦 タケシ(オオウラ・タケシ)

宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、雑誌カメラマン、デザイン企画会社を経てフォトグラファーとして独立。以後、カメラ誌および一般誌、Web媒体を中心に多方面で活動を行う。写真展としては「盆地~もうひとつの記憶」(2006年3月コニカミノルタプラザ)、「Expression ~生き物たちの肖像~」(2013年4月エプサイト)、「蒼き刻 - Ink Blue Serenity in Tokyo - 」(2015年10月キヤノンギャラリー銀座ほか)など。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。日本自然科学写真協会(SSP)会員。

公式ホームページ
http://www.takeshiohura.jp/index.html

 

大浦タケシさんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

本日新発売となったSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2。進化した新しい超望遠ズームで、写真家 井上六郎氏が撮影された作品とコメントをご覧下さい。

 

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◎焦点距離:300mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/60秒 ISO:100

 

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◎焦点距離: 552mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:200

 

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◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/400秒 ISO:200

 

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◎焦点距離:600mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/250秒 ISO:100

 

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◎焦点距離:600mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:200

 

600㎜の「超望遠」世界を身近なものにした、先代150-600㎜「A011」がリニューアルを果たし「A022」となった。画質、AF性能、手ブレ補正、操作性と交換レンズとして重視したい性能面全体の向上が挙げられている。
「超望遠」の600㎜レンズといえば、つい数年前までは、大きく重い単焦点の高価なレンズとして君臨していた。その大きく重いレンズを必要に応じて用いていたが、長時間の手持ち撮影は到底不可能だった。しかし、今やそれが解消されつつある。

スポーツシーン、特に競技の最中ともなれば、捕らえたい選手やマシンに近寄りたくとも近寄れない状況に置かれるので「超望遠」の必然性が俄然高まる。
施設によっては一般の方と同様に観客席から撮影することにもなるため、「超望遠」である必要性はさらに一層高まる。
最短縮時に26㎝ほどに収まるレンズは取り回しが良く、2kgほどの重さで手持ち撮影も苦にならない。600㎜ながら比較すればはるかに小型軽量となったレンズは、観客席に座りながら撮影していても周りに邪魔にはならないだろう。
そして何より、このレンズを装着したカメラを肩から掛けることが気軽に行えるため、
競技場やサーキットなどの撮影現場でさまざまなポイントを隈なく歩き回わろうと、自分自身が積極的になれるのだ。

 

Profile

inoue井上六郎(いのうえ・ろくろう)

1971年東京生まれ。スタジオマン、個人写真家アシスタントを経て、出版社の社員カメラマンとして自転車、モーターサイクルシーンなどを撮影する。その後は出版社を退社しフリーランスに。
以後、国内外の自転車、モーターサイクルメーカーやスポーツアパレルメーカーの広告や各一般雑誌、専門誌等で撮影活動中。
また、国内外のマラソンなどスポーツイベントの公式記録カメラマンを務める。
自転車レース、ツール・ド・フランスの写真集「マイヨ・ジョーヌ」を講談社から、
航空機・ボーイング747型機の写真集「747 ジャンボジェット 最後の日々」を文林堂から上梓。
日本写真家協会、日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。

 

井上六郎さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

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