TAMRON LENS BLOG

SP 150-600mm F/5-6.3 Di USD G2 (Model A022)は光学性能、近接撮影能力、AFスピード・精度を向上。さらに新機能として、任意のズームポジションで瞬時にロックと解除ができるフレックスズームロック機構を採用し、撮影中のレンズの自重によるレンズ鏡筒の不用意な動きを防ぎます。また、水滴・手の脂などが付いても拭き取りやすい防汚コートを追加するなど、撮影の利便性を高めています。

発売日:2017年4月27日
写真: SP 150-600mm F/5-6.3 Di USD G2 (Model A022)

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くわしくは...
ニュース:http://www.tamron.co.jp/news/press_release/20170413.html
製品ページ:http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

2017年の冬はマイナス20℃以下になる日も多く、コンスタントに寒かった。そのため3月末になってもけっこう雪が残っていて、タンチョウの給餌場も冬の景色となっていた。それに、冬本番ではあまり姿を見られなかった流氷も、そろそろ去ってしまうと思われた頃になって、たくさん根室海峡に流れこんできてびっくりした。そのおかげでいつもと違う景色も見られ、楽しい撮影になった。

この撮影で使った、超望遠ズーム150-600mmの第二世代モデル「SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2」(以下、A022)は、いま心底惚れ込んで使っているレンズで、今現在、完璧といえる性能を持った超望遠ズームレンズに仕上がっていると感じている。別にタムロンに頼まれてそう言っているのではない。本心からそう思っている。

このレンズを使っての撮影はとても軽快なのだ。

なんといっても、望遠側に特化したズームはいきものの撮影に便利で手放せないものになっている。画質だけを考えれば単焦点レンズには敵わないものの、それ以上にズームで手持ち撮影とコンパクトさという大きなメリットがある。いきものはジッとしているわけではない。それは常に撮影距離が変化することを意味する。単焦点レンズではいきものが近付いて来たときは、撮影を諦めるか急いで他のレンズが付いたカメラに持ち変える必要があったが、A011/A022なら、ズーミングするだけで適切な構図で撮影できるのだ。(*A011はA022の前モデル)
数少ないシャッターチャンスを確実に捉えられる。それは何よりも大きなメリットとなる。
そして、先代のモデルA011に要望した

1:600mm側の解像力
2:AF速度
3:手ブレ補正の効果
4:流し撮り性能
5:三脚座の扱いやすさ

といった項目の性能向上に加え、

6:ズームリングの固定機構の工夫

などすべてに渡って進化があり、いまのところ不満を感じる点はない。
実に満足度の高いレンズなのだ。

 

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春が近づいてきてエゾリスの活動も活発になった。真冬の寒い時期は日の出の頃に食事をすると巣に戻ってジッとしているため姿が見られなくなることが多かったが、久しぶりに見に行くと、子育ての準備も始めているのか、あちこちに移動して雪原の上を走り回る姿も見られるようになっていた。エゾリスの動きは俊敏で、走っているシーンを撮るのはなかなか難しい。なぜかといえば、飛行機や列車のように離れていて大きな被写体を撮影するのと違い、小さな被写体を10m程度の距離で追わなければいけないからだ。それはカメラマンにとっても、機材にとっても数段難しい撮影となる。だが、このA022では、あっけなく撮影することができた。この撮影では、カメラボディも動体撮影性能の優れたものを使っていて、これまでなかなか撮れなかったシーンがあっけなく撮れてしまうのだ。潜在的にA022の動体撮影性能はかなりものがあると実感した瞬間だった。レンズの性能をフルに発揮させるには、ボディを選ぶ必要もあるようだ。

◎D500 焦点距離:450mm 絞り優先AE(F/7.1 1/1600秒) プラス1.7EV補正 ISO800  VC:モード2(流し撮りモード) WB:太陽光 ニュートラル

 

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春がやってくればハクチョウたちもシベリアに帰って行く。そう、北帰行が始まるのだ。屈斜路湖では冬の間は水面の開いているところに集まってきて観光客に餌をねだるのだが、雪融けが始まった畑にも出かけるようになり、夕方にはまた湖に帰ってくる。このシーンもそのときに撮影したもので、夕陽が沈んでしまうと思っていたら、10羽ほどの群れが畑から帰ってきた。慌ててカメラを構えて撮影したなかのワンシーンで、太陽が画面に入るような逆光であったが、連写した一連のカットはしっかりとピントが追従していて、しかもフレアの発生もなく、シャープに捉えることができた。ズームだからこそのフレーミングで捉えられた一枚だ。

◎D500 焦点距離:150mm 絞り優先AE(F/8 1/1600秒) プラス1EV補正 ISO400 VC: モード2(流し撮りモード)

 

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オホーツク海に近い濤沸湖。海に流れ込む河口付近の氷に閉ざされていた湖面が融け始め、ハクチョウやホオジロガモの姿が見られるようになった。ホオジロガモの求愛ディスプレイはなかなかユーモラスな動きで見ていて楽しい。鳥インフルエンザの影響であまり観光客のないシーズンで、こちらに興味があったのか群れから離れて近づいて来たホオジロガモのオスにレンズを向けると、気配に気がついたのか飛び上がった。飛び上がるときはハクチョウと違い予備動作があまりないのでとっさのシャッターチャンスとなるが、この瞬間もみごとにA022は捉えてくれた。VCの流し撮りモードも安定していて、流し撮りがきれいに決まった。

◎D500 焦点距離:600mm 絞り優先AE(F/11 1/400秒) プラス0.7EV補正 ISO200 VC: モード2(流し撮りモード) WB:太陽光 ニュートラル

 

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雪の積もった森のなかを歩く。目的はエゾモモンガ。本来は夜行性だが、春の繁殖期になると日中も活発に活動するようになり、運が良ければその愛らしい姿を見ることができる。この日も天気が良く小春日和といえるような暖かい日だった。エゾマツの森を歩いていると、根元にはたくさんの松の葉が落ちていた。これはエゾモモンガが松の芽を食べた跡。そっと上を見上げると、松の枝が揺れている。かなり高いところだ。カメラを構えて600mmにすると、モモンガの愛らしい顔が見え隠れしている。モモンガがこちらを見た瞬間を狙ってレリーズした。A022はレンズがコンパクトなので雪の中を歩くようなときにもかさばらず機動性が高い。移動中はレンズが伸びないようにズームリングをスッと前にスライドさせるだけでズームリングを固定できるのも便利だ。このズームリングのロック機構は、どの焦点距離でもロックできる優れものだ。

◎D500 焦点距離:600mm(クロップ) 絞り優先AE(F/8 1/1250秒) マイナス0.3EV補正 ISO800 VC:モード3 WB:太陽光 ニュートラル

 

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最近人気者のシマエナガ。わざわざこの小さな小鳥を探しに本州から北海道にやってくる人もいるようだが、なかなか出会うのは難しい。どこにでもいるけれど、いつも会えるわけではない。この日も森を歩いていると、カラの群れがやって来て賑やかになった。シマエナガもカラの群れと一緒に行動することが多く、数羽の群れはあちこちで食べ物を探しながら右へ左へと移動していく。小鳥を撮影するときは、移動していく先でジッと待っているのが一番効率がいい。よく追いかける人がいるけれど、それは逆効果で、逃げられてしまうことが多い。このときもジッとしていると目の前にあるヤマブドウの蔓にとまってくれた。驚かさないように、そっとカメラを構えて撮影させてもらった。

◎D500 焦点距離:600mm マニュアル(F/7.1 1/1000秒) ISO800 VC:モード3 WB:太陽光 ニュートラル

 

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春になり雪融けが進むと、タンチョウたちは営巣のため給餌場から自分たちの縄張りへと帰っていく。タンチョウの寝床として多くのカメラマンで賑わっていた鶴居村の音羽橋もいまは静かになり、ひっそりとしている。昨春に生まれたタンチョウの幼鳥はまだ幼い姿をしているが、親と別れて独立の時期をむかえている。このタンチョウも独立したばかりで、数羽の幼鳥と一緒に行動する群れを作っている。橋の上からタンチョウ立ちを見ていると、春の光にきらめく川面の中にポツンと立っていた。独立した誇らしさと親と別れた寂しさと、いろいろな感情が一緒に見えるような気がした。来年の冬には、大人と変わらない姿になって元気に戻ってきて欲しい。

◎D500 焦点距離:320mm マニュアル(F/9 1/1250秒) ISO800 VC: モード3 WB:太陽光 ニュートラル

 

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もう海明けするものだと思っていたら、根室海峡に大量の流氷が入って来た。野付半島にもたくさんの氷が接岸して、はじめて見るような見事な姿を見せてくれた。気温が上がり海岸の雪が融けると、エゾシカが食べ物を求めて海岸までやってくる。なかには打ち上げられた海草を食べているものもいるようだ。流氷と一緒にシカの姿を撮影しようと狙っていたら、キタキツネがやってきた。キツネも食べ物を探していて真剣だ。シカもキツネもお互いを気にすることなく、それぞれのやるべきことをやっていた。子供が生まれれば子供を守るためにお互いが近づけば威嚇やケンカも起きるのだが、いまは食べることが一番のようだ。一見ほのぼのとした景色だが、生きるための真剣な時間が流れていた。

◎D500 焦点距離:550mm 絞り優先AE(F/11 1/800秒) プラス1.3EV補正 ISO400 VC: モード3 WB:太陽光 ニュートラル

 

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毎年春になるとやってくる嵐。春は天候が変わりやすいためにドカッと雪が降ったり吹雪いたりとなかなか大変だ。春の雪は湿っていて重いうえに、一気に積もりタチが悪い。数年前には近所で車が閉じこめられて死亡事故が起きるなど大変だった。だが、そんな厳しい気候であっても野生のいきものたちは自分の力だけで生き延びている。このハクチョウも吹雪の中ジッとしていたせいで、羽毛には湿った雪が張り付いてしまっているが、そんなことを気にするそぶりもなく元気だった。強い風を受けると大きめなレンズはホールディングするのも大変なのだが、VCがしっかりとブレを抑えてくれて、安定した撮影ができた。風が強いときは、VCはモード1にしておくのがオススメだ。ファインダー像が安定するのでAF動作もスムーズになり、撮影しやすくなる。

◎D500 焦点距離:340mm マニュアル(F/7.1 1/1000秒) ISO1600 VC: モード1 WB:太陽光 ニュートラル

 

いきものを撮影するときにいつも心がけていることは、撮るのではなく撮らせてもらうという気持ち。できるだけストレスを与えないで自然な姿を見せてもらえるように気をつけている。それにはある程度離れたところから撮影するのが理想的で、特に人に慣れていないいきものなら、どれだけ距離を離しても離れすぎることはない。
なので、A022とAPS-Cセンサーモデルの組み合わせは、生きものを撮影するのに最適だと考えている。高感度の撮影ではフルサイズの方が有利なことは分かっているが、画角が広くなる分、あと一歩近づこうとしたことでいきものにストレスを与えてしまう可能性があるのなら、若干ノイズが増えたとしてもAPS-Cの方がより自然で生き生きとした、いきものの表情を見せてもらえると考えている。私の存在をいきものが意識していないのが理想なのだ。

SNSやブログなどで自然のいきものたちの姿を見て、動物園の動物のように撮影しようとしている人が増えている。彼らは人間に慣れていないので、ストレスを与えれば姿を見せてくれなくなる。遠くから来たのだからどうしても撮影しなければいけないのではなく、今姿を見せてくれないのはまた来いと行っているのだというくらいの大きな気持ちを持って被写体に接して欲しい。
このレンズを使うことで、ちょっとでもそんな気持ちでいきものに接してくれる人が増えたらうれしいと思う。

 

kobayashi小林 義明

1969年東京生まれ。2006年より北海道へ移転し、「いのちの景色」をテーマとして取材を続ける。マクロから風景、野生動物と幅広く自然の優しさを感じられる作品を発表している。
2017年4月にはリコーイメージングスクエア新宿にて写真展「光の色・風の色2」を開催。写真集に「いのちの景色 釧路湿原」。

 

 

小林義明さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

飛行機そのものにレンズを向ければ、望遠レンズが欲しくなるのがわかるだろう。それも400mmを超える超望遠レンズに。
先代の150-600mm(Model A011)から進化したこのA022は、AF応答速度、手ブレ補正のVC機構、操作性、そして描写力など、全般に渡る性能向上が謳われている。
A011から続く携行の良さは屋外での望遠撮影に大きく寄与し、何より手軽にそのレンズを付けたカメラを持ち出そうとするフットワークの軽さを手に入れられることが、最大の魅力だ。それに輪をかけて性能向上となれば、写真を撮ろうと外へ出ようとする気持ちは俄然高まる。
また今回のモデルチェンジとともに新しくテレコンバーターがラインナップに加わり、さらに望遠効果を求める場合に威力を発揮できることとなった。

天候、陽の状況、そして風の向き。飛行機の写真を撮る上で、常に影響を受ける環境に対して臨機応変に行動するには、自身はもちろん、撮影機材などを取り回し良くできるかが重要になる。
時にA022を付けたカメラ一台で飛行場の周りを歩いて一周、または飛行場から遥か離れて遠景に見える飛行機を狙うことも念頭に入れた機材選びが鍵となるのだ。
今回はこのA022を付けたフルサイズカメラ、APS-Cカメラ、1.4×テレコンバーター、2×テレコンバーターと4通りの写真を選んでみた。

このブログでは、その撮影状況を簡単に記するが詳細は2月23日、24日、CP+のタムロンブースにてお伝えする予定です!

では、皆さんのご来場を心よりお待ちしています!

 

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春の便りを待つ羽田空港に、大陸からの長旅を終えようとする777型機が滑り込んでいく。

◎SP 150-600mm(A022)+APS-Cサイズカメラ、換算825mm相当
絞り:F/11 シャッタースピード:1/1250秒  ISO100

 

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乾いた北風の吹く1月上旬。日の出を背景に羽田空港を駆け上がる767型機を約6Km離れて眺望する。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/22 シャッタースピード:1/1250秒 ISO100

 

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夏雲の湧出る9月初旬。東京湾へ向け羽田空港を駆け上がる777型機を展望エリアから見上げた。

◎SP 150-600mm(A022)+フルサイズカメラ、375mm相当
絞り:F/10 シャッタースピード:1/400秒  ISO100

 

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西より風が吹いた1月中旬。積雲溜まる東京湾を横断しファイナルアプローチへ入った737型機。

◎SP 150-600mm(A022)+APS-Cサイズカメラ、換算900mm相当
絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/1000秒  ISO100

 

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羽田空港22滑走路へ進入中の777型機。運河の水面に反射する太陽光が機体下面に映し出された。

◎SP 150-600mm(A022)+フルサイズカメラ、600mm相当
絞り:F/9  シャッタースピード:1/1000秒  ISO100

 

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首都圏上空30000フィートを西へ。旅の途中、大陸間を横断する飛行機が頭上を越えていった。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/13 シャッタースピード:1/80秒  ISO400

 

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日の入り20分前。羽田空港へ着陸進入する777型機。約20Km離れた対岸からレンズを向けた。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/18 シャッタースピード:1/320秒  ISO100

 

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福岡空港34滑走路へ737型機のベースターン。雪雲の隙間からまもなく沈む陽を背に受けた。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/13 シャッタースピード:1/500秒  ISO100

 

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寒風吹きすさむ夜の8時ごろ。大阪空港32L滑走路へ進入する787型機を千里川土手で待ち受けた。

◎SP 150-600mm(A022)+フルサイズカメラ、150mm相当
絞り:F/5 シャッタースピード:1/40 秒 ISO25600

 

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福岡空港16滑走路から駆け上がる777型機。前哨灯がみぞれ交じりの冬雨を照らした。

◎SP 150-600mm(A022)+APS-Cサイズカメラ、換算900mm相当
絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/50秒  ISO4000

 

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十五夜の月が輝く冬夜。羽田空港から離陸上昇する787型機が通過する。

◎SP 150-600mm(A022)+2倍テレコンバーター+APS-Cサイズカメラ、換算1800mm相当
絞り:F/13 シャッタースピード:1/640秒  ISO2000

 

inoue井上六郎(いのうえ ろくろう)

1971年東京生まれ。スタジオマン、個人写真家アシスタントを経て、出版社の社員カメラマンとして自転車、モーターサイクルシーンなどを撮影する。その後は出版社を退社しフリーランスに。
以後、国内外の自転車、モーターサイクルメーカーやスポーツアパレルメーカーの広告や各一般雑誌、専門誌等で撮影活動中。
また、国内外のマラソンなどスポーツイベントの公式記録カメラマンを務める。
自転車レース、ツール・ド・フランスの写真集「マイヨ・ジョーヌ」を講談社から、
航空機・ボーイング747型機の写真集「747 ジャンボジェット 最後の日々」を文林堂から上梓。
日本写真家協会、日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。

 

井上六郎さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

 

井上六郎さんがご登場の、CP+2017タムロンステージスケジュールはこちら
タムロンCP+2017特設サイト:
http://www.tamron.co.jp/special/cpplus2017/

大自然が広がる八ヶ岳で超大型犬のバーニーズマウンテンドッグを撮影した。
バーニーズマウンテンドッグは成犬のオスの場合は体重が50kgを超えるスイス原産の大型犬だ。
マウンテンドッグというだけあって八ヶ岳の山の風景には本当に良く似合う。
雄大な風景の中の犬たちをSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2を使って撮影してみた。

このレンズを最初に持った瞬間の印象は、あれ?これって超望遠なの?と思うほどコンパクトで軽い。
犬の撮影では三脚や一脚を使った撮影よりもカメラとレンズを持って激しく動く撮影の方が圧倒的に多い。
止まってじっと狙うのではなく、良い瞬間をとらえるべく動きながら撮影する印象だ。
レンズは軽くて小さい方が機動性が上がり俊敏な動きにも対応できるので小型軽量であることは非常に嬉しい。

広々とした大地を駆け回る犬たち。被写体の犬との距離も大きく変化する私は、遠くにいた犬たちが近づくほど広角になるようズームリングを回しながら撮影する。
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2は最大600mmの超望遠もさることながら、広角側150mmで撮影出来ることがペット撮影では大きな魅力だ。

 

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遠くに仲良く座るバーニーズ。その場の雰囲気を撮影したかったので最広角側150mmで撮影。
スーパーローアングルで撮影して手前の草を大きく入れて前ボケとした。

◎焦点距離:150mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/3200秒 ISO:800

 

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同じ位置に座る犬をそのまま最望遠側600mmで撮影。
同じ場所でも背景が大きくぼけてダイナミックな印象で2頭の犬を表現することができた。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/3200秒 ISO:800

 

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私自身もじっとして撮影しているのではなく被写体との距離を考えてもう少し寄って150mmで撮影。
ズームを回すことだけでなく、良い画を撮るには撮影者自身動いて撮影することが重要だ。

◎焦点距離:150mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/5000秒 ISO:800

 

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◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:800

 

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600mmで撮影すると背景の光輝くススキが大きくぼけて玉ボケとなった。
犬の吐く白い息もしっかりと描写されている。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/500秒 ISO:400

 

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美しい山脈を背景に私の方に向かって走ってくるバーニーズ。
ズームリングを回しながら犬と山のバランスを考えて撮影している。

◎焦点距離:329mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/3200秒 ISO:500

 

中村 陽子(なかむら・ようこ)

大阪市生まれ。カナダ トロント市在住中に犬と暮らし始めそのころからペットの撮影を始める。(有)ドッグファーストとスタジオD1を設立。広告を中心としてペットや子供の撮影などを手掛ける。写真教室の講師(撮り方、カメラの使い方、ペット撮影、子供撮影、テーブルフォト講座など)カメラ専門誌・愛犬雑誌でも活躍中。
風景写真やテーブルフォトの要素をペットの撮影に取り込んだ作品が特徴。

ホームページ
http://www.dogs1st.net/index.html

Facebook
https://www.facebook.com/yokonakamurad1/

 

中村陽子さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ第9戦」が福岡県の博多湾で11月19日と20日の2日間開催されました。日本での同大会の開催は初めてで、テレビでも放映されたのでご存知の方も多いことでしょう。カタマランタイプ(双胴艇)のヨットで競うレースは、スピードと迫力を兼ね備えたもので、私たちがこれまで抱いていたヨットの概念を大きく覆すものです。

今回、日本チームとして15年ぶりの出場となる「ソフトバンク・チーム・ジャパン」の協力でアメリカズカップを撮影する機会が得られました。チョイスしたレンズは最新の「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)」。広いズーム域、高速のAF、強力な手振れ補正機構、防塵防滴ボディ、そして高い描写特性とまさにこのレースのためにあるような超望遠ズームです。今回のタムロンレンズブログでは、Model A022で撮影したアメリカズカップ激戦の様子をご覧いただきたいと思います。

 

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疾走するアメリカチームのヨットを流し撮りで撮影しました。手ブレ補正機構「VC」のモードはMode 2を選択しています。ハル(船体)の中央から水面に突き刺している黒い板はダガーボードと言われるもので、ヨットを浮かび上がらせ水の抵抗を最小限にする役割があります。この浮かび上がった状態のことをフォイリングと言い、レースの醍醐味のひとつとなっています。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO:400

 

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ソフトバンク・チーム・ジャパン艇の黒いウイングセール(硬質帆)とジブ(前部の帆)が太陽の光を受けてギラリと輝いた瞬間を捉えました。撮影のために乗船したメディア艇は5トンほどのプレジャボートで、波浪の影響で終始揺れていましたが、強力でレスポンスのよい手ブレ補正機構「VC」の搭載で安定してカメラを構えることができ、シャッターチャンスを見逃すことはありませんでした。

◎焦点距離:450mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/2500秒 ISO:400

 

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高速のAFで正確に被写体へピントを合わせ続けるのもA022の特徴です。カメラ側のAFへの応答も極めて高く、ストレスなくピントを合わせることが可能です。突然のヨットの動きに対してもそのレスポンスのよさからピントが大きく外れデフォーカスとなってしまうことはほとんどなく、ストレスフリーで撮影に臨めました。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/640秒 ISO:400

 

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フォイリングして海面を滑走するソフトバンク・チーム・ジャパン艇とスウェーデン艇。フォイリング中のヨットの最高速は60kmにもなると言われています。今回の撮影ではA022、1本で臨みましたが、ズームレンジの広さに大いに助けられるとともに、レンズ交換の手間も必要とせず快適に撮影が行えました。

◎焦点距離:350mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO:400

 

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片方のハルの船首が水面に沈み込むほどの角度でコーナーを曲がるニュージーランド艇を捉えました。クルーたちが急いで次の体制を取ろうとしています。波や風の影響を受けやすいプレジャーボードからの撮影では、強力な手ブレ補正機構「VC」を持ってしても条件によっては効果が期待できないほど揺れることがあります。しかし、ちょっとでも安定した瞬間を見逃さずにカメラを構え直すとAFが速やかに被写体を再び捉え、同時に反応のよい「VC」のおかげで画面がすぐに落ち着き撮影を続行することができました。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:640

 

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混戦のなかのソフトバンク・チーム・ジャパン艇。福岡での第9戦は残念ながら5位の結果でしたが(総合でも5位)、チームとしてスタートしたばかりであることを考えるとよく頑張ったと言ってよいと思います。簡易防滴構造の採用とレンズ最前面に撥水性に優れた防汚コートを施すため、多少の波しぶきがかかってもA022は安心。撮影に集中することができました。

◎焦点距離:500mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO:400

 

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レースは初日および二日目とも3レースずつ行われました。ヨットは「AC45F」と呼ばれるカタマランタイプで、カーボン製のスマートなバウ(船体)となっています。Model A022はズーム全域で解像感が高く、極めてエッジの高い描写が得られました。色収差もよく抑えられており、被写体の縁などに見受けられることの多い色付きも見られません。写真は開放からわずかに絞ったF/8で撮影していますが、周辺減光の発生は感じられず、満足できる描写が得られました。

◎焦点距離:600mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:1000

 

『長い歴史を誇る世界最高峰のヨットレース、アメリカズカップ』

アメリカズカップは、1851年にイギリスで最初に開催された歴史あるヨットレースだ。レース名の“アメリカ”とは、そのときの優勝チーム名である。現在、レースはまず複数のヨットが競う「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」、そして「アメリカズカップ・チャレンジャーシリーズ」を経て、勝ち抜いた1チームが前回大会の勝利チームと対戦する本戦へと挑む。今回撮影したのはワールドシリーズ最終第9戦となるもので、2016年11月19日と20日の両日、福岡で開催され、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、スウェーデン、フランス、そして日本の6チームが出場した。

 

『ソフトバンク・チーム・ジャパン』

その名のとおり携帯電話やインターネット関連でよく知られたソフトバンクがスポンサーのチーム。過去4回アメリカズカップの出場経験のある早福和彦がセーラー兼総監督としてチームをまとめ、ニュージーランドチームで実績を積んだディーン・バーカーがCEOを兼ねたスキッパーとしてチームを牽引する。ちなみに日本チームのアメリカズカップ出場は実に15年ぶり。ソフトバンク・チーム・ジャパンは総合5位の結果で「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」を終了したが、同チームの今後の活躍に大いに期待したい。

<取材協力>
ソフトバンク・チーム・ジャパン
http://softbank-team-japan.americascup.com/jp/home.html

 

ohura大浦 タケシ(オオウラ・タケシ)

宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、雑誌カメラマン、デザイン企画会社を経てフォトグラファーとして独立。以後、カメラ誌および一般誌、Web媒体を中心に多方面で活動を行う。写真展としては「盆地~もうひとつの記憶」(2006年3月コニカミノルタプラザ)、「Expression ~生き物たちの肖像~」(2013年4月エプサイト)、「蒼き刻 - Ink Blue Serenity in Tokyo - 」(2015年10月キヤノンギャラリー銀座ほか)など。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。日本自然科学写真協会(SSP)会員。

公式ホームページ
http://www.takeshiohura.jp/index.html

 

大浦タケシさんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)製品ページ:
http://www.tamron.jp/product/lenses/a022.html

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