TAMRON LENS BLOG

title_ishii01

 

私はSP 35mm F/1.8 Di VC USDとSP 45mm F/1.8 Di VC USDのデモ機に触る機会がありました。
特に35mmのマクロレンズなみの最短撮影距離20cm(最大撮影倍率0.4倍)と、
開放値F/1.8のとろけるような美しいボケ味に魅了されました。
その際タムロンの方に「35mmとても気に入りました。ぜひとも購入したいです!」
と購入宣言したくらいですから(笑)。

ふだん花や昆虫など足元の小さな自然の撮影には
タムロンSP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDを愛用していますが、
SP 90mm F/2.8マクロとSP 35mm F/1.8を開放で描写の違いを探るためにコスモスを撮り比べてみました。

2枚の写真を比べてわかる一番の違いは遠近感で、SP 35mm F/1.8は手前のコスモスが大きく写り、
奥のコスモスは小さく写り背景まで入るので、とても立体的で新鮮な写真が撮れました。

スイレンの写真もSP 35mm F/1.8ならではの立体的な描写で、SP 90mm F/2.8マクロでは撮れない写真です。
久しぶりに気分を高揚させるレンズが登場しました。

 

コスモスA (90mm F/2.8・開放F2.8で撮影) 

コスモスA (SP 90mm F/2.8・開放F/2.8で撮影)

SP 90mmマクロは素晴らしい描写をするレンズですが、SP 35mmで撮影したものと比べると、
焦点距離の特性から、前後の花が重なって見え、花の大きさに変化がなく立体感も乏しく感じてしまいます。
もっともこれは、作画意図や好みの問題ともいえる描写の違いですが。

◎焦点距離:90mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100
+0.7補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

コスモスB  (35mmF/1.8・開放F1.8で撮影)

コスモスB  (SP 35mm F/1.8・開放F/1.8で撮影)

手前の花は大きく、奥の花は小さく写り、奥行きと立体感のある描写がマクロレンズと違うSP 35mmの描写の特長。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100
+1補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

3)186907

花の蕊のシャープで立体感ある描写と、開放F/1.8による花びらの輪郭のとろけるようなボケ味が
独特の世界を作り出してくれる。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:200
+2補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

石井孝親さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013)スペシャルサイト:

http://www.tamron.co.jp/lineup/f012_f013/

title_tanaka02

 

おもに都会の街角をスナップ撮影することが多いぼくは、使い慣れたタムロンのズームではなく、
いま、ぼくのスナップ常用レンズは新しいSP 35mm F/1.8 Di VC USD単焦点レンズにすっかり切り替わってしまった。

ズームレンズは確かにスナップ撮影には便利だしシャッターチャンスも逃しにくい。
対して単焦点レンズは画角の制約を受け、フレーミングに苦労することも多いし、
シャッターチャンスを逃してしまうこともたまにある。
しかし、単焦点レンズにはズームレンズでは得られないメリットもある。

言ってみればズームレンズは八方美人万能型であるが、いっぽう単焦点レンズは一点豪華真面目型。
便利さとフットワークの良さがズーム、撮影シーンをじっくり観察して表現にこだわるのが単焦点レンズだともいえる。

最近の世の中、なにかと合理性とスピーディーさばかりが求められる。
しかし、そうした時代だからこそ、いま一度、じっとモノを見つめて
表現を考えてみることも大切なのではないかと思う。
そのためには、使い慣れた便利なズームレンズをしばらく横に置いておき、
いささか使いづらいところもあるかもしれないが単焦点レンズを手にして、
時間をかけて「苦労」してみるのもいいではないか。

SP 35mm F/1.8 VCには、注目すべき撮影機能が2つ備わっている。
テブレ補正の機能(「VC」)と至近距離撮影の機能である。
「VC」はシャッタースピードにかかわらず常時ONにしておくことだ。
低速シャッタースピードでブレを防いでくれるだけでなく、
中間シャッタースピードでのいわゆる「微ブレ」も防止してくれる。
結果として、SP 35mmレンズの優れた描写性能を最大限に発揮した写真が得られるというわけだ。

SP 35mmレンズの最短撮影距離は20センチ。理想のレンズは限りなく「眼」の代用となることだ。
人間の眼は遠くの山並みから指先の虫まで、自由自在に瞬時にピントを合わせることができる。
そう、SP 35mmもまた、遠くから至近までをまるで自分の「眼」と同じように、
見てピントを合わせ写真に記録することができる。

ぼくの街角スナップは、暗いシーン明るい場所、遠いところ近いもの、森羅万象あれもこれもが被写体だ。
そんな欲張りスナップ撮影派のぼくにとって、
タムロンSP 35mm F/1.8 VC USDは撮影気分を無限に高めてくれるレンズなのである。

 

路上でおこなわれていた骨董市でのスナップ。押し花と陶製の手首が奇妙だが最適なバランスで飾ってあった。SP 35mmは最短撮影での制限がほとんどない。近づきたいところまで寄って撮影できる。ストレスを感じさせないレンズだ。

路上でおこなわれていた骨董市でのスナップ。押し花と陶製の手首が奇妙だが最適なバランスで飾ってあった。SP 35mmは最短撮影での制限がほとんどない。近づきたいところまで寄って撮影できる。ストレスを感じさせないレンズだ。

◎焦点距離:35mm 絞り優先オート(F/5.0、1/50秒) WB:オート ISO感度:100
(フルサイズカメラで撮影)

 

秋も終盤に近づくというのに、古いアパートを覆い尽くす夏草はまだまだ元気いっぱいである。SP 35mmレンズのもう1つの特長は逆光性能に優れていること。こうした逆光シーンではフレアで描写を台無しにしてしまうことがあるが、そうした心配をせず自在なフレーミングで撮影できる安心感がある。

秋も終盤に近づくというのに、古いアパートを覆い尽くす夏草はまだまだ元気いっぱいである。SP 35mmレンズのもう1つの特長は逆光性能に優れていること。こうした逆光シーンではフレアで描写を台無しにしてしまうことがあるが、そうした心配をせず自在なフレーミングで撮影できる安心感がある。

◎焦点距離:35mm 絞り優先オート(F/4.5、1/40秒) WB:オート ISO感度:100
-0.7補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

真っ赤な階段をあがると小さなジャズ・バーがある。夕暮れ時になっても人の気配もない。いまはしーんと静まった階段の下からファインダー越しに見上げると吸い込まれそうな気分になる異空間。SP 35mmは手ブレ補正(VC)内蔵なので、シャッタースピードを心配することなく気軽にシャッターを切ることができる。

真っ赤な階段をあがると小さなジャズ・バーがある。夕暮れ時になっても人の気配もない。いまはしーんと静まった階段の下からファインダー越しに見上げると吸い込まれそうな気分になる異空間。SP 35mmは手ブレ補正機構「VC」内蔵なので、シャッタースピードを心配することなく気軽にシャッターを切ることができる。

◎焦点距離:35mm 絞り優先オート(F/4.5、1/40秒) WBオート ISO感度:160
-1.7補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

田中希美男さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013)スペシャルサイト:

http://www.tamron.co.jp/lineup/f012_f013/

title_tanaka01

 

タムロンといえばズームレンズ。
とくに高倍率ズームについては、レンズの高性能化と小型化を両立させるなど優れた技術力を誇っている。
発表されたレンズはつねに高い評価を受けている。
ところがそのズームのタムロンが、久しぶりに単焦点レンズを発表した。
F値の明るい高性能タイプで、手ブレ補正の機構も内蔵している。
SP 35mm F/1.8 Di VC USDとSP 45mm F/1.8 Di VC USDの2本のレンズがそれだ。

実は、ぼくは長い間、タムロンの大口径単焦点レンズを待望し熱望し続けていたのである。
というのもタムロンは、ご存じSP 90mmマクロという名レンズを作り出したメーカーである。
"本気"で単焦点レンズを設計し製造してくれれば優れた描写のレンズを生み出すに違いない。そう思い続けてきた。

そうして、ようやく満を持して発売された2本の単焦点レンズ。
さっそく使ってみると、ぼくの期待をまったく裏切ることなく実に素晴らしい出来映えであった。
描写性能の良さもさることながら、レンズの「たたずまい」がこれまた良い。
写りはもちろん姿カタチも、品が良いのだ。タムロン"本気"の単焦点レンズであった。

その2本のレンズとも甲乙つけがたい魅力を秘めているのだが、
とくにぼくが惹かれたのはSP 35mm F/1.8 VCのほうだ。

身近にある街角をスナップ撮影することをライフワークにしているぼくとしては、
焦点距離35mmは街を歩いていてふと気づいたシーンを自然な視角で切り撮ることができる。
感じてカメラを構えたら、余分なテクニックを労することなく、
素直に望んだとおりの構図の写真にできるのが35mm画角。
ストレートに被写体に向き合い、感じたまま写せる、そんなレンズだ。

この大好きなSP 35mmレンズを1本だけ持っていつものように街を歩いてみると、
ふだん見慣れているはずの景色の中でつぎつぎと感じるシーンと遭遇する。

 

裏通りの住宅街を歩く。突然、前庭に一体だけ飾ってある古代ギリシャ時代を思わせる石像に出くわす。街スナップでは絞り値はだいたいF4からF5.6がぼくの定番F値。

裏通りの住宅街を歩く。突然、前庭に一体だけ飾ってある古代ギリシャ時代を思わせる石像に出くわす。街スナップでは絞り値はだいたいF/4からF/5.6がぼくの定番F値。

◎焦点距離:35mm 絞り優先オート(F/4.5、1/50秒) WB:オート ISO感度:100
-0.7補正(フルサイズカメラで撮影)

 

02

大通りに面したビルにミケランジェロの巨大なダビデ像。いつも下から見上げていたのだが、この日は少しアングルを高くして眺めてみた。35mm画角はカメラ位置を少し変化させるだけで容易に画面に変化をつけることができる。

◎焦点距離:35mm 絞り優先オート(F/5.6、1/50秒) WB:オート ISO感度:100
-0.7補正(フルサイズカメラで撮影)

 

被写体にぐっと近づいてカメラアングルを工夫すれば35mm画角でも、超広角レンズで撮影したかのようなパースペクティブが得られる。このとき、ピントよりもボケを生かすことで立体感が表現できる。

被写体にぐっと近づいてカメラアングルを工夫すれば35mm画角でも、超広角レンズで撮影したかのようなパースペクティブが得られる。このとき、ピントよりもボケを生かすことで立体感が表現できる。

◎焦点距離:35mm 絞り優先オート(F/4、1/320秒) WB:オート ISO感度:100
(フルサイズカメラで撮影)

 

田中希美男さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013)スペシャルサイト:

http://www.tamron.co.jp/lineup/f012_f013/

title_hagihara02

 

三脚を使うことを基本とする風景写真ですが、それでは撮影することができないシーンも多々あります。
その際、カメラブレが大きな課題となることはいうまでもありません。
その点、強力な手ブレ補正機構を搭載するSP 35mm F/1.8 Di VC USDで
ファインダーを覗くとピタリと被写体が静止して見えるので、
精密な構図を作り込むことはもちろん、気持ちよく手ブレを抑え込むのでとても心強いものがあります。

さらに、最短撮影距離20cmという驚異的な近接撮影能力はこのレンズの魅力のひとつです。
背景を活かしながらの近接撮影はSP 35mm F/1.8 Di VC USDならではといえます。
そしてなによりも、被写体との距離をまったく意識することなくアプローチできるので、
アクティブな撮影を積極的に楽しむことができます。
SP 35mm F/1.8 Di VC USDはアングルを選ばず自由な表現を自在にこなしてくれるレンズなのです。

 

水の流れの中に落ち葉を見つけて開放絞りを選択。F1.8ならではのボケ味の良さが魅力です。

水の流れの中に落ち葉を見つけて開放絞りを選択。F1.8ならではのボケ味の良さが魅力です。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:2.5秒 ISO感度:64 -1.7補正

 

前ボケにブナの幹を配置して開放F値で撮影。ボケ味の柔らかさも良好です。

前ボケにブナの幹を配置して開放F値で撮影。ボケ味の柔らかさも良好です。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:100 -0.7補正

 

絞り開放でもピント位置のシャープ感は秀逸。また、美しい背景の丸ボケもポイントです。

絞り開放でもピント位置のシャープ感は秀逸。また、美しい背景の丸ボケもポイントです。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100 -0.3補正

 

樹の幹に体を預けて最短撮影距離で撮影したものです。背景の丸ボケも美しい。

樹の幹に体を預けて最短撮影距離で撮影したものです。背景の丸ボケも美しい。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:280

 

萩原俊哉さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013)スペシャルサイト:

http://www.tamron.co.jp/lineup/f012_f013/

title_hagihara01

 

SP 35mm F/1.8 Di VC USDをはじめて手にしたときにまず感じたことが、
これまでにない上質なデザインである点です。
モノを持つことの喜びには、そのものが持つスペックの高さと、
それに見合うデザインがマッチしていることに尽きますが、
このSP 35mm F/1.8 Di VC USDはまさにそれを実現したレンズではないでしょうか。

画像の周辺部に至るまでの解像感は、さすが単焦点レンズ。
画像の中心部分はもちろん、周辺に至るまでのクォリティーの高さが実感できます。
加えて操作感のよさもこのレンズの魅力です。
ピントリングはもちろん、手ブレ補正機構「VC」およびAF切り替えスイッチも幅広で手に馴染みます。

35mmという焦点距離は、奇をてらうことなく自然風景の広がりを表現できます。
広がりのある風景を威風堂々と表現するには最適な焦点距離といえます。
タムロンの新時代の幕開けを実感できるレンズ、それがSP 35mm F/1.8 Di VC USDではないでしょうか。

 

日陰の渓流を写したものです。35mmならではの自然な広がりのある描写が楽しめます。

日陰の渓流を写したものです。35mmならではの自然な広がりのある描写が楽しめます。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/16 シャッタースピード:8秒 ISO感度:64 -1.3補正

 

35mmの画角を活かして紅葉の広がりを表現。画面の周辺まで高い解像感が得られています。

35mmの画角を活かして紅葉の広がりを表現。画面の周辺まで高い解像感が得られています。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:360 +0.7補正

 

太陽をアクセントに縦位置で撮影。太陽の光条も美しくゴーストの発生もありません。

太陽をアクセントに縦位置で撮影。太陽の光条も美しくゴーストの発生もありません。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:250 +0.3補正

 

単焦点レンズならではの高い解像感が得られていることが実感できます。

単焦点レンズならではの高い解像感が得られていることが実感できます。

◎焦点距離:35mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:900 +1補正

 

萩原俊哉さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013)スペシャルサイト:

http://www.tamron.co.jp/lineup/f012_f013/

2 / 3123

カテゴリ