TAMRON LENS BLOG

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SP 45mm F/1.8 Di VC USDを購入しようかどうかを悩まれている方の中には、
本レンズのもつ「近接撮影能力」と、「手ブレ補正機構」が、有力な選択条件となっているのではないだろうか?

もちろんそれは正しいことで、僕もその2つの点にはかなり注力して検討したものだった。
しかし今回、撮影に訪れた地(コーカサス地方のジョージア)で被写体となったのは、
絞って撮影した中~遠距離の風景がほとんどだった。

せっかくの能力を活かせないかと少々残念にも思ったが、
実際には、本レンズはどんなシーンでも最高の描写性能を発揮してくれることが理解できた結果だった。

持ち味のひとつである大口径開放でなくとも、通常通り、必要に応じて絞ったときの画質は、
隅々まで“自分が見た光景”を詳細に記録してくれる、最高の光学性能を持ち合わせていた。

さらに、今回は3600万画素のデジタルカメラで撮影したが、ごくわずかな手ブレも許されない高画素機で、
ピクセル単位で動きを止めてくれる手ブレ補正機構「VC」のパワーは、
中高速のシャッター速度においても本レンズに絶大な信頼を感じさせてくれたのである。

 

羊飼いが羊を集めて何かの選別をしていた。F8まで絞り込んだときの隙のない高画質は本レンズの光学性能の高さを存分に物語ってくれる。

羊飼いが羊を集めて何かの選別をしていた。F8まで絞り込んだときの隙のない高画質は本レンズの光学性能の高さを存分に物語ってくれる。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:400
(フルサイズカメラで撮影)

 

絞りをF4とし、手前を少しボカすことで遠近感を出してみた。それでもなお、被写界深度内の岩肌や羊は高い解像感を保ちながら描き分けられている。

絞りをF4とし、手前を少しボカすことで遠近感を出してみた。それでもなお、被写界深度内の岩肌や羊は高い解像感を保ちながら描き分けられている。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:400
(フルサイズカメラで撮影)

 

大コーカサス山脈をバックに牛を撮影。絞り値は使用頻度の多いF5.6。背景の素直なボケ味が画像に品のよい立体感を演出してくれている。

大コーカサス山脈をバックに牛を撮影。絞り値は使用頻度の多いF5.6。背景の素直なボケ味が画像に品のよい立体感を演出してくれている。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100
-0.3補正(フルサイズカメラで撮影)

 

曽根原 昇さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013) 製品ページ:

http://www.tamron.co.jp/lineup/f012_f013/

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35mm判での標準レンズといえば焦点距離50mmのレンズが有名だが、
僕の場合、わりと多くの場面で「ちょっと画角が窮屈だな」と思うことが多かった。
そこで登場してきたのが45mmという焦点距離をもつ本レンズ。

実際のところ50mmとの差はわずかでしかないが、“人の視角に近い”とされる意識の問題だからこそ、
ごくわずかな差が大きな問題となるのである。

2015年の9月に発売されたこのレンズを携えて、
コーカサス地方のジョージア(日本での旧称・グルジア)を訪ねたのは10月のこと。
これまで見たこともない雄大な自然と、その地に住む人々の暮らしを前にして、
このレンズがもつ素直な画角は、僕が見たそのままの感動を写し撮るのにあまりにも最適だった。

これまでにも焦点距離45mmのレンズはいくつか存在したが、
どちらかといえばコンパクト化を狙った携帯性重視のものが多かった。
本レンズは使い勝手とともに、画質も重視した高性能な標準レンズだと体感できたのだった。

 

何かと思い近づいたら2頭の豚が寝ていた。突然、かつ生活感の高いシーンこそがジョージアならではの光景である。

何かと思い近づいたら2頭の豚が寝ていた。突然、かつ生活感の高いシーンこそがジョージアならではの光景である。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:400
-1.7補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

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ジョージアの情緒溢れるシーンを感動のままに写し止めてくれる。これこそが焦点距離45mmの画角をもつ本レンズの本領だ。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100
-0.3補正 (フルサイズカメラで撮影)

 

訪れたステッパンツミンダ村は標高が高いため10月の時点で紅葉が美しかった。民家の門を切り撮った写真はあくまで自然なイメージを伝えてくれる。

訪れたステッパンツミンダ村は標高が高いため10月の時点で紅葉が美しかった。民家の門を切り撮った写真はあくまで自然なイメージを伝えてくれる。

◎焦点距離:45mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:400
(フルサイズカメラで撮影)

 

曽根原 昇さんご使用のレンズについて詳しくは、
SP 35mm & SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F012 / F013) 製品ページ:

http://www.tamron.co.jp/lineup/f012_f013/