「08003007296」という見慣れない番号から電話がかかってきて、不安になった方も多いのではないでしょうか。
特に「電力会社の調査です」などと自動音声で言われ、番号を押したり「はい」と返答してしまった場合、後から不安になるのも無理はありません。
本記事では、「08003007296」の正体や、電話を受けた際の対処法、そもそもこのような電話がなぜかかってくるのかについてわかりやすく解説します。
怪しい電話に不安を感じた方は、ぜひ参考にしてください。
08003007296は何者?正体は「勧誘業者」の可能性が高い
まず結論からお伝えすると、08003007296は公式な電力会社ではなく、電力関連サービスの「勧誘業者」である可能性が高いとされています。
この番号について調べると、SNSや口コミサイト、掲示板などで「電力会社を装った営業電話だった」「電気料金が安くなると勧誘された」といった報告が多数見られます。
多くの場合、以下のような流れで進行します。
自動音声で「電力会社の調査」と案内される
現在の契約状況などを聞かれる
人間のオペレーターにつながる
電力切り替えなどの営業が始まる
このような電話は、表面上は「調査」や「無料診断」をうたっていますが、実際には特定のサービスや会社に契約を誘導する営業目的のケースが多いです。
自動音声に「はい」と答えても大丈夫?
このタイプの電話で最も不安に感じるのが、「はい」や「いいえ」と答えさせられることではないでしょうか。
結論として、「はい」と答えただけで契約が成立することは通常ありません。
しかし、悪質な業者はその録音を一部だけ切り取って「本人の同意があった」と主張する可能性があります。
トラブルに発展する恐れがあるため、以下の点には注意が必要です。
不審な電話には「はい」と答えない
すぐに電話を切る
万が一応答してしまったら、記録を残しておく
また、心配な場合は自分の契約している電力会社に直接問い合わせると安心です。
そもそもなぜ電話がかかってくるの?
このような営業電話がかかってくる理由のひとつが、電力の自由化です。
2016年の制度改正により、一般家庭でも好きな電力会社を選べるようになりました。
これにより多くの新電力会社が参入し、顧客獲得のために電話営業や訪問販売を行っています。
ただし、すべての業者が悪質というわけではありません。
中には丁寧で信頼できるサービスもありますが、中には不安を煽るような手口を使う業者も存在します。
電話を止める方法と相談窓口
不審な電話を受けた場合は、以下の方法で対応しましょう。
着信拒否設定をする
スマートフォンで該当番号を着信拒否に設定すれば、再度かかってくるのを防げます。消費者ホットラインに相談する
迷惑電話や不審な勧誘を受けた際は、消費者庁の「消費者ホットライン(188)」に相談できます。地域の消費生活センターに繋がり、対応方法のアドバイスをもらえます。国民生活センターにも報告可能
悪質な電話が頻繁に続く場合は、「国民生活センター」のWebサイトから事例として報告もできます。
まとめ:不審な電話は無視&相談を
「08003007296」からの電話は、公式な電力会社ではなく、営業目的の勧誘である可能性が高いことが分かりました。
「電力会社の調査」と称して自動音声がかかってくる
「はい」と答えただけでは契約成立しないが、注意は必要
心配なときは消費者ホットライン(188)に相談を
不安を感じたら、一人で抱え込まずに相談機関を頼ることが大切です。
正しい知識を持って、しっかりと対処していきましょう。