歌手でタレントの和田アキ子さんが「10分で耐えられなかった」と語った映画があると、テレビ番組での発言をきっかけにSNSがざわついています。
作品名は伏せられていたものの、そのヒントから浮上したのがフランス映画『サブスタンス(The Substance)』。上映時間や内容の一致から、ネット上では「これしかない」との声が高まり、関心が急上昇中です。
ではその『サブスタンス』とは、どんな映画なのか?物語の概要や映像表現、そして視聴者のリアルな評価まで、気になる全貌を詳しくご紹介します。
和田アキ子が強烈ダメ出し?話題の“10分でギブアップした映画”とは
芸能界のご意見番として知られる和田アキ子さんが、ある映画に対して「10分で観るのをやめた」「耐えられなかった」と発言したことが、ネット上で大きな注目を集めています。果たして、その“問題作”とは一体どの映画なのでしょうか?
テレビ番組で炸裂した本音コメントが波紋を呼ぶ
和田さんが発言したのは、テレビ番組のトーク中。
アシスタントの垣花正さんに「そんなにひどかったんですか?」と聞かれると、「映画の名前は言わないけど…オープニングで無理だった」と苦笑交じりに語りました。
さらに「上映時間が2時間半もあるなんてとても無理」とも発言。視聴者やSNSユーザーはこのヒントから該当作品を特定しようと動き出します。
“上映時間2時間22分”で浮上したのはフランス映画『サブスタンス』
「2時間22分」というキーワードから、候補として急浮上したのがフランス映画『サブスタンス(The Substance)』。上映時間は142分で、和田さんの発言と一致しており、ネット上では「この映画に違いない」との声が多数上がりました。
なお、和田さんは作中タイトルを明言していないため、あくまで推測にすぎませんが、発言の内容や時期から高い信ぴょう性があると見られています。
『サブスタンス』とはどんな映画?フェミニズム×ボディホラーの衝撃作
『サブスタンス』は、2024年のカンヌ国際映画祭でも話題となった異色の作品。
ジャンルはホラーとサイエンスフィクションを掛け合わせたもので、特に「肉体の変異」といった過激なビジュアル表現が特徴です。
ストーリーは、過去の栄光を失った元女優が“若さと美”を手に入れる謎の薬「サブスタンス」を手にしたことから、もう一人の自分が現れ、やがて恐るべき自己崩壊と狂気に呑まれていく…というもの。
主演デミ・ムーアが挑んだ、女性の「老い」と「美」のリアル
主演を務めたのは、ハリウッド女優のデミ・ムーア。年齢と共に変わりゆく自分の身体への葛藤、そして美しさに対する執着が、非常に生々しく描かれています。
「美のプレッシャー」「自分との闘い」「分身の恐怖」など、現代社会が抱える問題を強烈なビジュアルとともに突きつける内容になっており、観る人によって賛否が大きく分かれます。
視聴者レビューは大荒れ!?賛否両論の嵐
和田アキ子さんの“酷評”発言がきっかけで、『サブスタンス』に興味を持つ人が続出。
しかし、実際に鑑賞した人々の反応は真っ二つ。
「不快すぎて観ていられなかった」「意味不明」「グロ描写がトラウマ級」といった声がある一方で、「芸術としての完成度が高い」「フェミニズム映画の到達点」といった称賛も見られます。
なぜこの映画は“問題作”と呼ばれるのか?
視覚的なショックやストーリー展開の独特さだけでなく、作品に込められたメッセージが非常に抽象的かつ挑戦的であるため、“理解できない”“怖い”と感じる人も多いようです。
そうした背景から、直感的に「合わない」と感じてしまう人がいても当然であり、和田さんの率直な反応も、ある意味この作品の本質を表しているのかもしれません。
まとめ:好みが分かれるアート作品に、強烈な一言が波紋を呼んだ
和田アキ子さんの一言が注目されたことで、『サブスタンス』という作品の存在が一気に拡散されました。
グロテスクな表現や重たいテーマに苦手意識を抱く人にとっては、かなりハードな内容ですが、裏を返せば、それだけ強烈なメッセージと独創性を持った映画でもあります。
「10分で観るのをやめた」というのも、ある意味ではこの映画が“強すぎた”証拠なのかもしれません。
あなたは、果たして最後まで観ることができるでしょうか――?
まとめ
和田アキ子さんが「途中で観るのをやめた」と語ったことで一気に注目を集めた映画『サブスタンス』。過激な映像表現と深いテーマが融合した本作は、見る人によって好みが大きく分かれる“問題作”と言えそうです。
グロテスクな描写や哲学的な展開が苦手な方にはハードルが高いかもしれませんが、逆にアート性や独創性を求める人にとっては見応えのある一本。
和田さんの一言がきっかけで話題となったこの作品、あなたはどう感じるでしょうか?興味があれば、ぜひ一度チェックしてみてください。