2025年6月、VTuber界隈で大きな話題となったのが、「にじさんじ月ノ美兎さんと八潮秘宝館館長の絶縁トラブル」です。
館長が投稿したブログ記事をきっかけに、一連の経緯がSNS上で注目を集めました。
にじさんじ月ノ美兎さんと八潮秘宝館の間で何があった?炎上と絶縁宣言の経緯
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
発端:月ノ美兎さんの来館と館長の好意的なブログ(2025年6月18日)
事態が一転:館長がにじさんじとの絶縁を宣言(2025年6月20日)
ネット上の反応とファンの困惑
2025年6月、月ノ美兎さんが八潮秘宝館を訪れたことがきっかけで、思わぬ炎上が発生しました。
当初、館長はこの訪問を歓迎し、ブログで好意的に紹介していましたが、数日後には一転して絶縁を宣言。
SNSではファンや関係者の間で議論が巻き起こりました。
この章では、訪問から絶縁に至るまでの流れと、それに対する反応を解説します。
発端:月ノ美兎さんの来館と館長の好意的なブログ(2025年6月18日)
騒動の始まりは、2025年6月18日に館長が投稿したブログ記事です。
そこでは月ノ美兎さんについて「丁寧な態度で素晴らしい来訪者だった」と評価し、にじさんじの活動にも敬意を示していました。
館内を丁寧に見学し、記念写真の撮影も行われたとされており、当初は和やかな雰囲気だったことが伝わります。
ネット上でも「地方文化を応援していて素敵」といった肯定的な意見が目立ち、来館は好意的に受け止められていました。
しかし、この雰囲気はわずか2日後に一変します。
事態が一転:館長がにじさんじとの絶縁を宣言(2025年6月20日)
6月20日、館長は新たなブログ記事で「にじさんじとは一切関係を絶つ」と突如宣言しました。
その理由として、以下の点が挙げられています。
来館前に正式な取材申請がなかったこと
無断録音の疑い
同席者(スタッフや他の来館者)への説明不足
メール対応の不誠実さ
この投稿が拡散されると、「何が起きたのか分からない」という声が多く上がり、館長とにじさんじ双方に注目が集まりました。
ネット上の反応とファンの困惑
騒動はすぐに拡散され、VTuberファンや関係者の間で意見が分かれました。
「館長の主張も理解できる」「運営側の対応が軽率だった」とする声もあれば、「反応が過剰では」「VTuber側を敵視しすぎている」といった批判的な意見も見られました。
また、月ノ美兎さん本人が騒動に言及していないことも議論を呼びました。
「本人を責めるのは筋違いだ」といった擁護の声がある一方、事実関係が不明瞭なこともあり、「何が本当なのか分からない」と混乱が続いています。
館長が激怒した理由はなぜ?指摘された複数の問題点とは
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
問題点1:取材申請の不備と無断での訪問
問題点2:無断録音の疑惑
問題点3:他者への許諾がなかった可能性
問題点4:決定打となった?マネージャーからのメール内容
館長が絶縁に踏み切った背景には、いくつもの不満や不信感が積み重なっていたと見られます。
表向きは穏やかな来館でしたが、後になって取材手続きの不備や録音疑惑、関係者への説明不足、メール対応の印象が問題視されました。
問題点1:取材申請の不備と無断での訪問
最も大きな問題は、正式な取材申請がなかった点です。
館長によると、来館前には「個人的な訪問」と聞いていたものの、後にその様子が配信に利用される可能性があることが判明。
これに対し、「公的利用ならば事前の申請が必要だった」と述べています。
観光施設では撮影や報道に関するルールが定められている場合も多く、手続きに対する認識のズレがトラブルの引き金になりました。
問題点2:無断録音の疑惑
館長は、他の来館者やスタッフに断りなく録音が行われていた可能性を指摘しています。
証拠が明示されているわけではありませんが、「公共施設での無断録音はモラルに反する」として強い不満を表明。
プライバシーや信頼を重視する施設にとっては、こうした行為が重大な問題と受け止められるのは当然と言えます。
問題点3:他者への許諾がなかった可能性
録音や撮影に関する説明が、同席した他の見学者やスタッフに対してなかった点も問題視されました。
館長は「公共の場であっても周囲への配慮が必要」と述べており、信頼を重視する施設側の立場が色濃く表れています。
問題点4:決定打となった?マネージャーからのメール内容
館長が最終的に絶縁を決断した直接のきっかけが、にじさんじ側のマネージャーから届いたメールとされています。
内容は一応の謝罪を含んでいたものの、全体として形式的で事務的な印象を与え、「誠意が感じられなかった」と館長は批判。
さらに、「今後は距離を置かせていただきます」という一文が関係を断つ表明と受け取られ、結果的に館長の絶縁宣言につながりました。
にじさんじ側の対応はどうだったのか?館長の主張から見る
絶縁宣言を受け、にじさんじ運営の対応も注目されましたが、現時点では公式な発表は出ていません。
この情報の偏りが、ファンの間にさらなる混乱をもたらしています。
にじさんじ側の公式な声明発表は?(2025年6月20日現在)
2025年6月20日時点で、にじさんじ運営元のANYCOLOR社および月ノ美兎さん本人からは、正式な声明は出ていません。
ただし、月ノ美兎さんはX(旧Twitter)にて自身の立場を投稿。
その中では、来館はあくまで「趣味としての訪問」であり、館長から「動画撮影は問題ない」との同意を得ていたと説明しました。
また、「録音は隠し録音ではない」「音声使用についても許可を得ていた」とも主張しています。
一方で、ANYCOLOR社はこの件に関して無言を貫いており、館長が「不誠実」としたメールの存在も重なり、運営に対する信頼性が問われています。
まとめ:月ノ美兎さんと八潮秘宝館の炎上トラブル、何が問題だったのか
今回の騒動は、ネット文化と現地施設の価値観の違い、そして意思疎通の不備が複雑に絡み合った結果として起きました。
来館から絶縁に至るまでの流れを追うことで、VTuber活動にも予期しないリスクが伴うこと、そして訪問先への丁寧な配慮がいかに重要かが改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。