「インスタのハイライトがいつの間にか四角くなってる…!」
そんな驚きと戸惑いの声が、いまSNSで急増しています。アプリの不具合かと思って設定を探しても、どこにも“丸に戻すボタン”は見つからない…。
結論から言えば、ハイライトが四角くなったのはInstagramの公式仕様変更で、ユーザーが自由に選べるデザインではありません。
しかし、「丸に戻せない=終わり」ではありません。
表示が丸のまま固まるケース、四角に切り替わらないケース、逆に四角が分かりづらくて困っているケースなど、状況別の対処法を知っておくだけで見た目や使い勝手は大きく改善できます。
この記事では、“ハイライトの戻し方”をわかりやすく徹底解説していきます。
ハイライトが突然“四角”に?その理由は仕様変更だった
「いつもの丸いハイライトじゃない…?」
最近インスタを開いたとき、そんな違和感を覚えた人はきっと多いはずです。
これはあなたの端末の不具合でも、設定のミスでもありません。
Instagram側がプロフィール表示のデザインを見直し、公式にハイライトを“角丸の四角形”へ移行し始めたためです。
実際には2025年初頭から一部のユーザーでテストが進んでいましたが、9月に入ってハイライト専用のタブ(ハートのマーク)が加わったことで状況が大きく変化。
そのタイミングから、
「投稿一覧に四角いハイライトが入り込んできて落ち着かない」
という声が一気に広がりました。
11月にはほぼ全ユーザーが新仕様へ切り替わり、“丸ハイライト”は姿を消す形に。
なぜ丸が廃止に?Metaの狙いは「統一感」
Meta側が示した意図はシンプルで、
**「プロフィールをよりスッキリ見せ、リールの縦画面デザインと統一するため」**との説明。
つまり、これまで親しんできた丸いアイコンは、今のインスタの世界観とは合わないと判断されたというわけです。
しかしユーザーの反応は真逆。
Xでは、
「グリッドに混ざって視認性が落ちた」
「勝手に変わって使いづらい」
といった不満が次々投稿され、ちょっとしたプチ炎上状態が続いています。
「設定を戻す」は不可能。理由はサーバー管理
「元の丸に戻せないの?」と試した人も多いと思いますが、残念ながらユーザー側の操作では以前のデザインに戻すことはできません。
アプリの再インストールや設定変更では効果ゼロ。
なぜなら、この変更はInstagramのサーバー側で一括管理されており、個別に選択できる仕様ではないからです。
これを知って落胆した人も少なくないはず…。
とはいえ完全終了ではない。ハイライトの見やすさを保つ方法は残っている
「じゃあもう、見づらい四角で我慢するしかないの?」と思うかもしれませんが、希望がゼロではありません。
プロフィール上では四角形で表示されるものの、
ハートアイコンの“ハイライト専用タブ”では、これまで通り整理された状態で閲覧が可能です。
投稿グリッドに混ざって見にくくなったとはいえ、分類して見たい場合はまだ救済策が残っています。
次章では“見づらい”を改善するコツを解説
インスタの仕様が大きく変わったことで戸惑う人が続出していますが、工夫次第でこれまでのように快適に使うことは可能です。
次のパートでは、
新しい四角ハイライトをどう整理すれば、自分のプロフィールが見やすくなるのか?
その具体的なテクニックを、わかりやすく紹介していきます。
ハイライトが丸に見えるのは“戻った”のではなく一時的な表示ズレ
インスタを開いたとき、「あれ、ハイライトが丸に見える…?」と感じる瞬間があります。
しかしこれは仕様が戻ったわけではなく、ごく限られた状況で起きる一時的な表示の乱れです。
Instagramはすでに“角のある四角形”を正式デザインとして採用しており、丸に見えるケースのほとんどは、読み込みの遅延やキャッシュの残りによるもの。
広く起きる現象ではなく、SNSでもわずかに「丸に見えた」という声がある程度です。
通信やキャッシュが原因で“丸いハイライト”が出ることも
アプリの起動時に通信が不安定だったり、端末に古いキャッシュが残っていると、一瞬だけ旧デザインの丸いハイライトが表示される場合があります。
ただしこれはほんの一時的なもので、同期が完了すれば通常の四角形に戻るのがほとんど。
現時点でも「四角が見づらい」という不満は多いものの、「丸に戻ってる」という投稿はごく少数。
丸い表示は“例外的な症状”と考えてOKです。
四角デザインへ戻すための基本ステップ
丸く見えたまま固定される場合は、以下の3つを順番に試すと改善しやすくなります。
Instagramは必ず最新バージョンにアップデート
まずはアプリが最新の状態かを確認しましょう。
ハイライトの四角表示は2025年仕様の新デザインと強く連動しているため、古いバージョンだと丸く表示される場合があります。
新しいUIが安定するのは最新バージョン以降なので、アップデートは最優先です。
アプリの再同期で表示が正しく戻る
ハイライトが丸いままの場合は、いったんアプリを完全終了し、端末ごと再起動してみてください。
そのうえで、Wi-Fiに接続したまま数時間放置するだけで同期が進み、四角表示へ戻るケースがほとんどです。
丸いまま固まる原因の多くは“同期不足”。
焦らずしっかり通信させることで、自然と新しいデザインへ切り替わります。
グリッド非表示が原因の場合は設定を見直す
過去にハイライトを投稿一覧(グリッド)から非表示にしていた場合、端末によっては仮表示として丸い形が出てしまうことがあります。
その場合は、
プロフィール → ハイライトタブ(ハート) → 編集 → 該当ハイライトを選択 →「グリッドに表示」
の流れで再表示させると、四角形のデザインに統一されます。
キャッシュの削除で改善する可能性もあり
それでも丸いまま変わらない時は、端末のキャッシュが原因のことも。
その際は、
設定 → ストレージ → Instagram → キャッシュ削除
を試してみてください。
これで丸表示が解消されるケースが多くあります。
“四角派”が増加中。標準デザインに合わせるのがポイント
最近では、
「四角のほうが統一感があって好き」
「フィードと並べたいから丸だと困る」
といった“四角デザインを支持する声”も増えつつあります。
Meta側も11月のAMAで**「ハイライトのグリッド化は継続する」と明言**しており、丸表示はもはや“バグ扱い”。
仕様としては四角が完全に標準となっています。
大切なのは、丸と四角を切り替えるという発想ではなく、本来の四角デザインが正しく反映される環境を整えること。
正しい手順で整えれば、自然と“本来の四角形”に戻る
丸表示はあくまで一時的な不具合であり、端末や通信環境を整えることで自然と現行デザインへ戻ります。
一つずつ確実にチェックしていけば、あなたのインスタでもしっかり四角いハイライトが表示されるはずです。
四角ハイライトは“魅せる時代”へ。デザイン発想で差がつく
ハイライトが四角形に変わって以来、「どう活かすか」が重要視されるようになりました。
丸いアイコンでは出せなかった“縦長の余白”が使えるようになったことで、プロフィールの見え方をデザインとして整える動きが加速しています。
最近は、
「縦長を前提にデザインを作り替えている」
「四角ハイライトの方が整理しやすい」
といった前向きな声も増えており、ハイライトを“作品としてレイアウトする”という概念が広がりつつあります。
無料デザインツールで統一感を作るだけでプロっぽく見える
まず手をつけたいのが、ビジュアル面のカスタムです。
Canvaなどの無料ツールを使えば、初心者でも簡単にハイライト用カバーが作れます。
統一感を出したいときは、次のルールを意識すると一気に整います。
背景カラーはパステルやベージュなど“色幅の少ないトーン”で統一
使用するフォントは1種類に絞る
アイコンはカテゴリ別に揃える
これだけで、プロフィール全体の印象が“散らかって見える”状態から一気に脱却。
さらに四角ハイライトは3:4比率の縦長で表示されるため、文字もアイコンも丸より見やすく、情報がしっかり読み取れるのが強みです。
最適サイズは1080×1350px。Reels風の情報量がトレンドに
画像作成の黄金比は 1080×1350px(4:5で投稿し、3:4で表示)。
切れずに収まり、読みやすさも抜群です。
インスタ責任者のMosseri氏も語っていたとおり、
“縦長でReelsと世界観を合わせる流れ”が今後さらに強まりそうです。
ブランドやクリエイターのアカウントではすでに、
商品カタログ
クーポンまとめ
自己紹介・実績アーカイブ
として活用する例が増加中。
丸時代よりも情報の“載せ方”が自由になったことで、ハイライトをポスターのように扱う手法が注目を集めています。
ストーリーが“カテゴリ別の資料”に変身。専用タブも便利
四角ハイライトの強みは、情報の整理がしやすいこと。
過去のストーリーをジャンルごとに分類すれば、
まるで“デジタルファイル”のように読み返しやすい資料になります。
さらに今は専用タブ(ハートアイコン)が導入されているため、「グリッドに混ざるのがイヤ…」という人でも、タブ側だけでスッキリ管理することが可能。
プロフィールの見た目を崩さずに収納できるのは、四角ハイライト時代の大きなメリットです。
リンクやスタンプは動作しない点に注意。使い方は“再閲覧用”が基本
よく見落とされがちですが、ハイライト内ではリンクやスタンプは機能しません。
タップして別ページに飛ぶことができないため、あくまで**情報をまとめて見せる“アーカイブ用途”**に向いています。
それでも構成やデザインを工夫すれば、パンフレットのように魅せることも十分可能。
視覚的なインパクトが強いため、フォロワーに「見やすい!」と感じてもらいやすくなります。
四角を拒むのはもったいない。変化を味方にして“整ったプロフィール”へ
ハイライトの四角化に戸惑う人も多いですが、実はこの仕様こそ“整える力”が高いデザイン。
丸に戻ることを求めるより、四角形をどう活かすか考えたほうが圧倒的に楽しく、プロフィールの完成度も上がります。
変化はチャンス。
自分らしいデザインやカテゴリー構成を見つければ、四角ハイライトは強力な自己表現ツールにも変わります。
あなたのアカウントにも、“見た目で伝わるハイライト”を取り入れてみませんか?
まとめ
ハイライトが勝手に四角へ変わったのは、Instagramが正式にデザインを統一したためで、丸に戻す設定は現状存在しません。
ただし、表示が丸のままになる場合や、四角表示が乱れる場合は、アプリ更新・再同期・キャッシュ削除・グリッド表示の見直しといった基本的な対処でほとんど解決します。
また、四角ハイライトは縦長を活かしたデザインがしやすく、カバー画像を整えればプロフィールが一気に見やすくなるというメリットもあります。
“昔の丸に戻す”より、“今の四角をどう活かすか”を考えたほうが、あなたのアカウントの印象は確実にアップ。
仕様変更に振り回されず、最新のスタイルを上手に取り入れて、より魅力的なプロフィールを作っていきましょう。
