「NiziUが不仲って本当？」「リクがアヤカにキツいって噂、どうなの？」――SNSを中心に拡散された“炎上動画”を見て、こんな不安を抱いた人も多いのではないでしょうか。
けれど、その多くは“切り取り動画”によって生まれた誤解にすぎません。
実際の2人は、虹プロ時代から相性抜群の掛け合いを続けてきた名コンビ。
配信の数秒だけでは伝わらない信頼関係や、お互いをよく理解した自然な距離感があります。
本記事では、炎上騒動の背景から、リクとアヤカの本当の関係性までを徹底的に整理し、SNSでの噂とのギャップをわかりやすく解説します。
NiziU炎上ってどういうこと？まずは噂を整理
「NiziUまた炎上してるらしい」「リクがアヤカに冷たくない？」「紅白落ちたのってその影響？」
最近SNSを見ていると、こんな声がタイムラインに流れてきますよね。
ただ、この“炎上騒動”、中身をよく見ていくと、受け取り方のズレや切り取り拡散が重なって、必要以上に大きく見えている部分もあります。
ここでは一度、起きた出来事を時系列で整理していきます。
インスタライブでの軽口が「不機嫌」と誤解された流れ
最初に話題になったのは、2025年3月のインスタライブ配信中のワンシーンです。
リクがTikTokで流行しているネタを紹介していたところ、アヤカが「初めて聞いた」とリアクション。
それに対して、リクが「え、ずっとやってんで!?」と驚き気味に返します。
そこへミイヒが「興味ないんじゃない？」と茶化すように言葉を重ねると、リクが少しすねたようなテンションで
「最低 そういうのが一番ムカつくねん」
と関西弁まじりにぼやきます。
メンバー同士のノリとしてはいつもの掛け合いに近いものだったのですが、この部分だけを切り取った短い動画が拡散され、「リクが明らかに不機嫌」「アヤカを責めてて見てられない」といった批判的なコメントが急増。
本来は冗談交じりのやりとりだったはずが、「機嫌が悪い」「空気がピリついている」という方向に受け取られてしまい、炎上の火種となってしまいました。
アヤカの歌い方モノマネ動画が「いじめ」と見なされた理由
さらに注目を集めたのが、アヤカの歌い方をリクが真似して見せたモノマネ動画です。
題材になったのは、『PRISM』のアカペラ部分。
リクがアヤカ風の歌い方で披露すると、リオが「似てるかも〜！」と笑い、マヤは少し困ったような、でもどこか楽しそうな反応。
そして当のアヤカも、「バカにしすぎやろ〜！」とツッコミを入れながら笑顔を見せていました。
現場の空気としては、完全に“仲間内のおふざけ”というムードだったわけです。
ところが、この動画もまた一部だけ切り出されて拡散され、「これはイジりではなく、いじめ」「見ていてしんどい」といった意見が増えていきます。
冗談のつもりでやったモノマネが、画面越しには「一方的に笑い者にしている」ように映ってしまい、ここから「メンバー不仲説」や「特定メンバーへの当たりがキツい」といったイメージが一気に強まってしまったのです。
紅白落選と炎上が結びついてしまったタイミングの悪さ
追い打ちをかけるように話題になったのが、紅白歌合戦への不出場です。
2025年の第76回紅白歌合戦の出場歌手一覧にNiziUの名前がなかったことで、「やっぱり炎上のせいで呼ばれなかったのでは？」「イメージ悪化で外された？」という憶測が一気に広がりました。
しかし実際のところ、背景にはより現実的な要素がいくつかあります。
デビュー当時はCD売上が約33万枚と大きなインパクトがありましたが、『LOVE LINE』では約9.8万枚と、数字としては落ち着いた水準に。
そこへ、ME:Iなど同じくオーディション番組出身のグループも登場し、番組側としてもラインナップのバランスや棲み分けを考えざるを得ません。
つまり、出場者全体の構成や売上の推移、他グループとの兼ね合いなど、あくまで“番組運営の判断”としての選考結果であり、「炎上したから外された」というシンプルな話ではないと考えられます。
切り取られた映像と現場の空気は、必ずしも同じではない
ここまでの流れを振り返ってみると、どれも「短く編集された動画」がきっかけで、元の空気感とは違った印象が一人歩きしていることがわかります。
・冗談半分の関西ノリ
・仲間内のモノマネ遊び
・番組側の総合的な判断としての紅白落選
こうしたものが、「不機嫌」「いじめ」「炎上による排除」といった強い言葉に変換されていき、いつの間にか“炎上騒動”として語られるようになりました。
画面越しに見える一瞬の表情や言葉だけで、メンバーの関係性を決めつけるのはとても難しいもの。
実際の空気感や前後の流れを知らないまま、切り取られた断片だけで判断してしまう怖さが、今回のケースには色濃く出ていると言えます。
このあと気になるのは、「じゃあリクとアヤカは本当のところ、どんな距離感なの？」というファン目線の疑問ですよね。
次のパートでは、ふたりの関係性について、もう少し掘り下げて見ていきます。
まとめ
今回の“リクとアヤカ不仲説”は、短く切り取られた動画が独り歩きしたことで生まれた誤解に過ぎません。
実際の2人は、昔から軽口を交わし合いながらも深い信頼でつながった関係で、公式動画や舞台裏では自然体の距離感が随所に見られます。
炎上の背景には、SNS特有の「文脈の欠落」と「拡散の速さ」があり、真実よりも印象が先行してしまう構造があります。
だからこそ、数秒の映像だけで判断するのではなく、全体の流れや普段の関係性を見た上で理解することが大切。
NiziUの魅力は誤解ではなく、日々の積み重ねにこそあるのです。
