アップルは、現地時間の5月1日に、緊急セキュリティ対応のソフトウェアを配信開始しました。
緊急セキュリティ対応(Rapid Security Responses:通称RSR)とは、ソフトウェアアップデートの合間に、セキュリティに関わる重要な改善点を配信するシステムです。
配信対象は、最新バージョンであるiOS 16.4.1、iPadOS 16.4.1および、macOS 13.3.1を搭載したデバイスのみになります。
RSRはiOS16から実装された新しい機能なので知らない人も多いと思います。
ネットでも、今回のシステムアップデートについて、安全性の理由等で不安視するiphoneユーザーの声が挙がっています。
実際に筆者がTwitterを見てみると、「不具合があった」「うまくアップデートできない」といった口コミがありました。
そこで、今回は『iphoneの緊急セキュリティ対応はやったほうが良い?削除のやり方も!(Mac)』について、徹底調査してみたいと思います。
それではスタート!
【今回の記事でわかること】
・iphoneの緊急セキュリティ対応について
・緊急セキュリティ体操ソフトのインストールと削除方法
・iphoneの緊急セキュリティ対応についての世間の反応
iphoneの緊急セキュリティ対応はやったほうが良いのか?
では、iphoneの緊急セキュリティ対応は、アップデートしても大丈夫なのでしょうか?
結論は、アップデートしても全く問題ありません。
上記画像はiphoneのアップロード画面(左)とアップル公式ページの画面(右)です。
しかし、すべてのユーザに推奨されると記載があるように、セキュリティに関する配信なので全く問題ないと言えます。
ネットの世界は、いかなる時でも外部からサイバー攻撃を受けたり、ウイルスが侵入したりするなど、攻撃の対象になる可能性は十分にあり、iphoneにおいても無縁ではありません。
そこで、今回ような緊急セキュリティ対応をダウンロードすることで、セキュリティシステムは最新のバージョンとして保たれます。
セキュリティを常に最新にしておけば、脆弱性の穴も最小限にとどめることができるので、アップデートしておいた方がむしろ安全であるとさえ言えるのです。
iphoneの緊急セキュリティ対応のやり方や削除方法は?
iphoneの緊急セキュリティ対応のやり方についてご紹介いたします。
デフォルト状態であれば、緊急セキュリティ対応は自動的に適用されるようです。
必要な場合には、デバイスの再起動を促す指示がでるようです。
iphoneの緊急セキュリティ対応ソフトウェアのアップデート方法
設定を確認したい場合は、設定アプリで以下の手順に従ってください。
【iPhoneで緊急セキュリティ対応の設定確認方法 】
「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「自動アップデート」の順に選択し、「セキュリティ対応とシステムファイル」がオンになっていることを確認。
アップルの公式ページでも設定確認方法が記載されています。
また、緊急セキュリティ対応ソフトウェアのインストールの方法は、
【iPhoneで緊急セキュリティ対応ソフトウェアのインストール方法 】
「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」、「ダウンロードしてインストール」を選択すればインストール開始。
上記画像のページで「ダウンロードしてインストール」を選択すればOKです。
ダウンロードが完了すると再起動を促すポップアップ画面が表示されます。
いずれかを選択し再起動が完了すると、アップデートは完了となります。
iphoneの緊急セキュリティ対応の削除方法
緊急セキュリティ対応の削除方法は、以下の手順に従ってください。
【iPhoneで緊急セキュリティ対応ソフトウェアの削除方法 】
「設定」>「一般」>「情報」>「iOSバージョン」、「緊急セキュリティ対応を削除」を選択すれば削除。
上記画像のように、「iOSバージョン」ページにて「緊急セキュリティ対応を削除」をタップすれば削除完了となります。
とはいえ、緊急セキュリティ対応のファイルサイズは85.2MBと通常のアップデートと比較しても容量は小さいので、インストールしていても負担は少ないと筆者は思います。
緊急セキュリティ対応に関する世間の反応をご紹介
それでは、今回の緊急セキュリティ対応にたいする世間一般を反応を見てみましょう!
Appleさんの緊急セキュリティとか急にこえぇよ
— 佐藤てるを (@satoteruwo) May 4, 2023
ios緊急セキュリティ対応ってなに?
アップデートして大丈夫なの?— ·̩͙꒰ঌ ໒꒱·̩͙ (@stc_yrk_0513) May 5, 2023
緊急セキュリティ対応のアップデートを危惧するコメントが見られます。
最近では、ネット上での詐欺や怪しいサイトが多いので、公式からの情報でも疑う人が多いようです。
iPhoneの緊急セキュリティ対応
アップデートしたらネットが繋がらなくなりました。その時の対策としては、Wi-Fiを切る→回線でネット繋いで何かアプリなど開いて繋がることを確認→Wi-Fiに切り替える…で解決します!— こりすちゃん (@usp7m) May 2, 2023
アップデート中にネットが繋がらなくなったという人もいるみたいですね。
回線を切り替えれば大丈夫みたいですよ!
緊急セキュリティ対応のiOS16.4.1 (a)にアップデートしたらLINEや他のアプリの通知来なくなった
緊急セキュリティ対応を削除出来るから試したけどダメ…結局、手間だけど通知が必要なアプリを全て再インストールしたわ。— かみ (@kaminet_tweet) May 4, 2023
アップデートをすると、LINEや他のアプリでの通知が来なくなったという口コミも見られます。
通知が来なくなった場合、通知が必要なアプリは再インストールしないといけないようなので注意が必要です。
iPhoneで緊急セキュリティ対応って来たから調べたら実害のある恐れや既に被害がある場合に緊急で対応する時に出すらしく今回が初実行らしい。
再起動促されるから再起動してよしみたいだ
— みんと・じゅれっぷ (@radbrath) May 5, 2023
緊急セキュリティ対応の配信は今回が初めてらしいですね。
これから、このような緊急セキュリティの配信が増えるのかもしれません。
まとめ
今回は『iphoneの緊急セキュリティ対応はやったほうが良い?削除のやり方も!(Mac)』について、取り上げてみました。
緊急セキュリティ対応は、システムの脆弱性や、被害が報告されている問題などに迅速に対処するためのアップデートなので全く問題ないことがわかりました。
初実行のアップデート配信だったせいか、戸惑うマックユーザーが多かったと思います。
筆者の意見としては、緊急セキュリティ対応ソフトウェアは、データ容量も小さくデバイスへの負担も軽いので、削除する必要はないと思います。
この記事を読んで、参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました!