スマホやパソコンを使っていると、ある日突然見知らぬアプリ「みやブル」が入っているのに気づいた――そんな経験をされた方はいませんか?
勝手にインストールされたように見えるこのアプリに対し、「詐欺では?」「危険なのでは?」と不安を感じる人も少なくないようです。
そこで今回は、「みやブル」がどんなアプリなのか、その正体や入ってくる仕組み、さらには不要な場合の削除方法まで、わかりやすく解説していきます。
「知らないうちに入っていた理由」が分かれば、対処も簡単。
安心して使い続けるための判断材料として、ぜひ最後までご覧ください。
知らぬ間に入っていた?「みやブル」が勝手に導入される理由
「みやブル」というアプリが、いつの間にか自分の端末に入っていた――そんな経験をした方も多いかもしれません。
その理由のひとつが、PCやスマホの出荷時にすでに組み込まれている「プリインストール版」であることです。
たとえば、富士通のFMVシリーズなど一部のパソコンには、最初から30日間の体験版として搭載されており、一定期間経過後に自動で「みやブル」ブランドにアップグレードされる仕様となっています。
つまり、勝手に入ってきたのではなく「最初から入っていた」というケースが多いのです。
「みやブル」は何を守ってくれるのか?
セキュリティアプリと聞いても、具体的に何をしてくれるのか分かりにくいかもしれません。
「みやブル」は、以下のようなネット上の脅威からユーザーを守ってくれます。
本物そっくりな偽サイトでIDやパスワードを盗もうとするフィッシング詐欺
クリックしただけで料金が発生したかのように見せるワンクリック詐欺
架空の販売ページや偽の警告を表示する偽サイトへの誘導
アダルトサイトや違法コンテンツなど、危険性の高いページへのアクセスブロック
これらを防ぐために、「みやブル」はブラックリスト方式・ヒューリスティック分析・AIによる判定といった複数の検知システムを併用しています。
特にAIによる詐欺検知技術は、2022年11月に特許を取得しており、高精度でリアルタイムにリスクを排除できる点が特長です。
「みやブル」に危険性はあるの?
「勝手に入ってきた=怪しいアプリ」と思う方もいるかもしれませんが、「みやブル」はれっきとした正規のセキュリティソフトです。
2006年から提供されており、これまでに累計1200万ライセンスを突破。1ヶ月あたり1,000万件以上の脅威を検知する実績を持つ、信頼性の高いサービスです。
導入時は30日間の無料体験期間があり、体験期間終了後に継続利用を希望する場合は有料プランへと切り替わります。
料金は利用環境や契約形態によって異なりますが、すべて正規の課金方式です。
不要なら削除もOK!自分に合った使い方を
「みやブル」は、悪質なマルウェアや詐欺アプリではありませんが、すべてのユーザーにとって必須というわけではありません。
ネット利用に不安を感じる方には心強い味方となりますが、「自分には必要ない」と感じる場合はアンインストールして問題ありません。
逆に、興味がある方は体験期間を活用して使い勝手をチェックしてみるのもおすすめです。
総まとめ:「みやブル」とは?
「みやブル」は、旧「詐欺ウォール」の後継として誕生した正規のセキュリティアプリ
iOS、Android、PCなど幅広い端末に対応し、ネット詐欺対策に特化している
危険なアプリではなく、むしろ詐欺から守ってくれる味方
不要と感じたら削除してもOK。必要なら体験版でお試し利用も可能
「勝手に入ってきた」と驚く前に、その役割を知ることで、自分にとって必要かどうかを冷静に判断してみましょう。
まとめ
「みやブル」は決して詐欺アプリではなく、ネット詐欺対策に特化した正規のセキュリティアプリです。
富士通製PCなどでは体験版として初めから搭載されている場合があり、「勝手に入ってきた」と感じるのはそのためです。
AIや複数の検知技術を使って危険サイトをブロックするなど、安全対策としては非常に有用なツールです。
ただし、必要性を感じない場合はアンインストールも可能。
自分に合った使い方を選ぶことで、安心かつ快適なデジタルライフを送ることができます。