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+(プラス)から始まる電話番号は詐欺?国際電話の対処法は?

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最近、「+」から始まる見知らぬ電話番号にドキッとしたことはありませんか?

この「+」は国際電話であることを示しており、海外からの発信である可能性が高いのです。

中には実際に海外に住む家族や企業からの正当な連絡もありますが、一方で詐欺や悪質なセールスを目的とした電話も増加中。

とくに「国際ワン切り詐欺」や「自動音声ガイダンス詐欺」などは巧妙で、知らずに応答してしまうと金銭的被害につながるケースも。

この記事では、「+」から始まる電話番号の意味や詐欺の見分け方、着信時の正しい対処法についてわかりやすく解説します。

 

目次

海外からの着信?「+」で始まる電話番号の正体とは

「+◯◯」から始まる電話番号、見覚えはありませんか?


これは、国際電話を表す記号であり、「海外からの着信ですよ」と知らせてくれるサインです。

たとえば、

  • +1 → アメリカ、カナダ

  • +44 → イギリス

  • +81 → 日本(自国)

  • +86 → 中国

  • +82 → 韓国

というように、「+」の後の数字が国番号を示しています。

スマートフォンなどの端末は、「+」を読み取って自動的に国際電話用の回線に接続してくれます。便利ですが、注意も必要です。


海外発でも安心?いや、そうとも限らない

「+から始まる電話=詐欺」と決めつけるのは早計ですが、警戒心は持っておくべきです。


実際に、海外の企業や旅行先のホテル、あるいは家族や友人からの正当な連絡というケースもあります。

ただし、「身に覚えのない着信」や「知らない国番号」だった場合は、慎重に対応することが非常に重要です。


要注意!詐欺に使われやすい国番号とは

詐欺に悪用されやすい国番号には一定の傾向があります。

  • アフリカや中南米の小国
    例:ガイアナ(+592)、シエラレオネ(+232)、アセンション島(+247)など

こうした国は通信規制が緩く、詐欺グループにとって利用しやすいとされます。


代表的な詐欺の手口

+から始まる番号を使った詐欺には、いくつかの典型的なパターンがあります。

国際ワン切り詐欺

数回コールしてすぐ切り、折り返しさせて高額通話料を発生させる手口。
相手が自動音声で別のサービスに誘導してくる場合も。

自動音声詐欺

「未納料金がある」「法的手続きに移行」などの脅し文句を録音で流し、番号入力や折り返しを誘導。

サポート詐欺

「ウイルス感染」などの偽情報でサポートを装った電話番号に誘導し、遠隔操作を強要する悪質な方法。

儲け話・投資勧誘

「高収入を約束」「未公開株の案内」などで、金銭を騙し取る手口。少額入金を求めるケースも多いです。


怪しい電話の見抜き方

  • 見覚えのない国番号からの着信

  • 「非通知」や「発信元不明」

  • 片言の日本語や違和感ある敬語のメッセージ

  • 個人情報をしつこく聞き出す

  • 「今すぐに行動を!」など、焦らせる口調

これらが揃っていたら、詐欺の可能性大。すぐに切断しましょう。


間違って出てしまったら…冷静に対処を

仮に電話に出てしまっても、慌てる必要はありません。落ち着いて以下の対処を。

  1. すぐに電話を切る
    内容を聞く必要はありません。「もしもし」と言ってしまっても大丈夫。すぐに終了を。

  2. 個人情報は絶対に言わない
    住所や名前、口座情報などを聞かれても、決して答えてはいけません。

  3. 指示に従わない
    番号入力・アプリのインストール・URLクリックなどの誘導には一切乗らないようにしましょう。

  4. 不安なら相談を!
    ・消費者ホットライン:「188(いやや)」
    ・警察相談専用:「#9110」


まとめ:+番号の電話には「無視」が最善の防御

「+から始まる電話」は、海外とのやりとりに必要不可欠な仕組みです。
しかし、悪質な詐欺の温床にもなり得るため、知らない番号には慎重な対応が求められます

心当たりがなければ出ない、折り返さない。これが何よりも有効な防御策です。
大切な情報を守るためにも、冷静な判断力を忘れないようにしましょう。

「+」番号にうっかり話してしまったら?被害の可能性と対処法

もし「+」から始まる海外の電話に出てしまい、名前や簡単な情報を口にしてしまったとしても、それだけで即座に大きなトラブルに発展することはあまりありません。

ただし、少しでも心配に感じた場合は、**消費者ホットライン(188)警察相談窓口(#9110)**に相談して、適切なアドバイスを受けましょう。

もしクレジットカード番号や暗証番号などの重要情報を伝えてしまった場合は、すぐにカード会社へ連絡し、利用停止や再発行の手続きを行うことが最優先です。


iPhone・Androidで迷惑な海外番号を着信拒否する方法

iPhoneでの設定手順

  1. 「電話」アプリを開く

  2. 「履歴」から該当番号の「i」マークをタップ

  3. 画面を下までスクロールし「この発信者を着信拒否」を選択

  4. 確認画面で「連絡先を着信拒否」をタップ

これで、その番号からの着信はブロックされ、着信音も通知も鳴らなくなります。

Androidでのブロック方法(一般的な手順)

  1. 「通話履歴」から対象の番号を長押し

  2. メニューから「ブロック」や「迷惑電話として報告」を選択

  3. 確認メッセージで「OK」や「ブロック」をタップ

機種によって操作は多少異なりますが、多くの端末で迷惑電話フィルター機能も利用できます。


「+」から始まる電話、受けるだけでお金がかかる?

受信側の料金について

  • 日本国内で受信:基本的には無料

  • 海外滞在中の受信:国際ローミング料金が発生する可能性あり(注意!)

つまり、日本にいながら受けるだけで料金が発生することはほとんどありませんが、海外旅行中に受けた場合は別です。

折り返し電話には注意!

こちらから「+」の番号に折り返すと、高額な国際通話料が発生するリスクがあります。特に衛星電話などを通じて通話が行われる場合、数秒で数百円以上かかるケースも。知らない番号には絶対に折り返さないようにしましょう。


国際SMSも要注意!返信には料金がかかる

「+」の番号からのショートメッセージ(SMS)の受信は原則無料ですが、返信には国際送信料が発生します。

しかも、返信をきっかけにさらに情報を盗まれたり、悪質な誘導が続いたりするケースもあります。返信は絶対にしないようにしましょう。


無料通話アプリ経由の詐欺にも警戒を!

LINE、Skype、WhatsAppなどの通話アプリを悪用する手口も報告されています。Wi-Fi利用中なら通話料はかかりませんが、モバイル通信を使うとデータ消費が発生します。

知らないアカウントからの着信には絶対に応じないようにしましょう。


ネットの反応から見える「+電話」の実態

SNSやQ&Aサイトでも、+から始まる電話について多くのユーザーが困惑しています。

  • 「+1からの着信、一瞬出てしまったけど大丈夫かな…」

  • 「+44(イギリス)からのワン切り、またか…即ブロック!」

  • 「カタコトの日本語で自動音声が流れてた…怪しすぎる」

  • 「宅配業者を装ってSMSが来たけど、国際番号って…」

  • 「両親が“マイクロソフトのサポートです”って信じかけた…」

このように、不審な国際電話への警戒心を強める声が多数上がっています。


最後に:見知らぬ「+」番号には、出ない・返さないが鉄則!

「+」で始まる電話番号は、海外との通信を可能にする便利な仕組みですが、その反面、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性も含んでいます

特に心当たりのない着信には、

  • 出ない

  • 折り返さない

  • ブロックする

という3つの対策を徹底しましょう。

スマートフォンの機能を活用して、身を守るための「防御力」を高めておくことが、何よりも大切です。

 

まとめ

「+」から始まる電話番号は、基本的には国際電話を意味しますが、中には詐欺目的のものも紛れ込んでいます。

知らない番号には出ない、折り返さない、個人情報は一切伝えないことが何より大切です。

また、スマートフォンの着信拒否機能や迷惑電話対策アプリを活用することで、被害を未然に防ぐことができます。

もし心配な内容だった場合は、消費者ホットライン(188)や警察相談窓口(#9110)などに相談しましょう。

冷静な対応こそが、トラブルを遠ざける最善の対策です。

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