BTSジミンと女優ソン・ダウンの熱愛説は、ファンの間で長く注目され続けてきました。
始まりはSNSで発見された“匂わせ”投稿。似たインテリアや同じアイテムの使用、さらには同じ場所での目撃などが憶測を呼び、交際の噂が広がりました。
さらに2024年にはソン・ダウン自身のインスタ投稿が再び話題を呼び、議論が再燃。
果たして本当に二人は交際しているのか、それとも単なる偶然なのか――真相を探ります。
熱愛説のきっかけはSNSでの「匂わせ」
ソン・ダウンとBTSジミンの交際説が初めて注目を浴びたのは2022年頃です。
発端はファンたちがSNS上で二人の投稿を照らし合わせ、「共通点が多い」と感じたことでした。
特に、ソン・ダウンがアップした写真の背景がジミンの自宅映像と似ていたり、同じ高級マンション「ナインワン漢南」に住んでいるのではないかという噂が広まったのです。
さらに、二人が似たアクセサリーや服を身につけている姿、ソン・ダウンがBTS公式グッズを着用していたこと、さらにはジミンの愛犬と見られる犬の登場が話題を呼び、憶測は一気に膨らみました。
極めつけはサッカー観戦での“同席疑惑”。ジミンがJ-HOPEと試合を見ていた時、ソン・ダウンも同じ会場にいたことが判明し、「偶然ではないのでは」と疑われたのです。
当時は本人や事務所からの公式な反応はなく、熱愛説は真偽不明のままファンの間で議論が続いていました。
2024年に再燃した交際説
一度は落ち着いたかに見えた噂ですが、2024年5月、ソン・ダウンのインスタグラム投稿によって再び大きく取り上げられます。
彼女がストーリーに公開したのは「DA EUN」と「ji min」と書かれたイヤホンケースの写真、BTSグッズを着用した自身の姿、そしてジミンと見られる男性の後ろ姿を隠した動画など。
さらに、ジミンが過去に使用した黄色い風船が写り込んだ投稿まであり、「これは交際を匂わせているのでは」とファンの間で一気に拡散されました。
投稿はすぐに削除されたものの、スクリーンショットがネット上に広がり、再び熱愛説は大きな火種となったのです。
ファンの反応と賛否両論
SNSでの一連の動きは、世界中のBTSファン「ARMY」を巻き込み、大きな論争を引き起こしました。
中には「売名行為だ」「ファンを挑発している」と強い批判を投げかける声もあれば、「ただのファンとして行動しただけでは」という擁護の意見もあり、見解は真っ二つに分かれました。
特に国際的に熱狂的なファン層を抱えるBTSだけに、この噂は韓国国内にとどまらず、世界中のファンダムで議論され続けています。
批判への反論と強気なメッセージ
ソン・ダウンは、交際説やファンからの批判が高まるたびにSNSを通じて自らの立場を示してきました。
2023年10月にはインスタグラムのストーリーで「私は正気です。脅さないでほしい」と投稿し、憶測を膨らませるファンへ警告を発信。
ジミンとの関係を直接否定したわけではありませんが、過熱する反応に歯止めをかけたい意思を示したと受け止められました。
さらに2024年5月には、悪質なコメントを公開したうえで「弁護士に対応を任せる」と強調。
謝罪の機会を与えるとしながらも、警察への相談を示唆するなど、毅然とした態度を見せています。
彼女は誹謗中傷を見過ごさず、法的手段に踏み切る覚悟を示したのです。
「バーニングサン事件」との誤解
ソン・ダウンの名前が取り沙汰されるとき、しばしば「バーニングサン事件」と結びつけられることがあります。
これはBIGBANGの元メンバーV.I（スンリ）が関与した違法営業スキャンダルですが、実際に彼女が関わっていたのは別のクラブ「モンキーミュージアム」での短期間のアルバイトに過ぎません。
仕事内容は来店客の確認やリスト管理といった事務的な業務で、違法行為には一切関与していないと本人は説明しています。
それにもかかわらず、一部メディアやネット上では「バーニングサン女優」というレッテルを貼られ、根拠のない批判が拡散してしまいました。
誤解とイメージへの影響
ソン・ダウンは、V.Iとは学生時代からの知り合いであり、恋愛関係を強く否定しています。
所属事務所も「バーニングサン事件とは無関係」と公式に表明しており、事実としての関与は確認されていません。
しかし、彼女の熱愛説やSNSでの行動が話題になるたびに、この過去の誤解が蒸し返され、イメージに影を落としているのが現状です。
過去の誤解と現在の「匂わせ疑惑」が絡み合うことで、ソン・ダウンを取り巻く世間の視線は一層厳しいものになっているといえるでしょう。
ARMYの複雑な反応
BTSのファン「ARMY」は、メンバーのプライバシーを尊重する一方で、熱愛説や「匂わせ」行為には敏感に反応します。
ソン・ダウンの投稿が注目を集めるたびに、SNS上ではさまざまな声が飛び交いました。
中でも多かったのは「ジミンの名前を利用している」とする批判的な意見で、特に海外ファンからは強い非難が寄せられました。
一方で「彼女もただのBTSファンなのでは」という擁護や、「ジミンの幸せが一番大事」という中立的な立場もあり、意見は大きく分かれています。
つまり、ARMYの反応はジミンへの深い愛情と、ソン・ダウンに対する不信感が入り混じった複雑なものとなっているのです。
メディアの報道と事務所の沈黙
韓国メディアもこの話題を繰り返し取り上げていますが、HYBEやジミン本人からコメントが出ていないため、報道は憶測の域を出ません。
中央日報はSNS投稿とファンの動向を詳しく取り上げ、テンアジアはジミンの沈黙やソン・ダウンの強気な発言に焦点を当てました。
また、スポーツソウルは「匂わせ」投稿が熱愛説を再燃させたと伝えています。
報道の多くは、ソン・ダウンの行動を“セルフ熱愛説”と表現し、注目を集めるための意図を指摘。
一方でHYBEの「否定も肯定もしない姿勢」は、戦略的な対応と受け止められています。
熱愛説が与える影響と今後の行方
韓国のアイドル文化では、恋愛はファンとの関係を揺るがす敏感なテーマです。
特にBTSのような世界的スターにとって、熱愛説はファンダムに大きな影響を与えかねません。
ジミンのケースでは「恋愛は受け入れるが、匂わせは許せない」という意見が目立ち、アイドルに対する期待の高さがうかがえます。
ソン・ダウンにとっては、注目度が上がる一方で「売名行為」と批判されるリスクも大きく、女優としての評価に影響を与える可能性も否めません。
一方で、熱愛説の真相については依然として不透明です。実際に交際している可能性、ソン・ダウンの一方的な行動、あるいは単なる偶然――いずれも否定できず、現状では推測に留まっています。
HYBEやジミン本人が沈黙を続ける限り、真実はベールに包まれたまま。ソン・ダウンの曖昧な態度も、さらなる憶測を呼ぶ要因となっています。
まとめ
ソン・ダウンとジミンの熱愛説は、数々の“匂わせ”とされる行動から広がり、今も議論の的になっています。
しかし、HYBEやジミン本人からの公式な発言はなく、事実は明らかになっていません。
ソン・ダウンは一部の批判に対し法的対応を示唆するなど強硬な姿勢を見せていますが、真相は依然として不透明なままです。
交際の有無にかかわらず、ファンの関心とメディアの注目が続く限り、この話題はしばらく尾を引くことになりそうです。
